2020年8月10日
16:45道の駅「にしあいづ」に到着。
宇都宮の「ろまんちっく村」と同様併設されているレストランはコロナ感染防止の時間短縮営業で既に閉店していた。近くにスーパーあるのでそこで夕食調達してもいいかなとおもいつつとりあえず、近所の温泉に向かう。
車で3分のロータスインはスパがある宿泊施設、キャンプ・バーベキュー場、運動公園などを有する温泉健康保養センター。広大な敷地に各施設が点在している。
そのうちの一つの施設が露天風呂もある温泉。入浴料金400円。
行楽に来ている客はほとんどおらず、地元の方利用がほとんどだった。お話に興じながら老若がリラックスしていた。温泉成分はそれほど感じない無色透明のお湯。400円なら首都圏の銭湯よりも安いしコスパに優れている。確かに地元の憩いの場になるのも納得。立ち寄り湯としてもオススメ。
入館時にレストランは14:00時で営業終了。コロナの所為ではなく普段からこの営業時間だとの説明だった。たしかに宿泊施設併設のレストランはランチ営業のみらしい。それでは宿泊者は不便だろうなと思っていた。
しかし、温泉施設に隣り合って広い無料休憩所が併設されており、そこで簡単な食事を提供していた。豪華なお食事ではないけど、私には十分。レストランよりこちらのほうが私としてはありがたい。半分は広い畳敷きでまったりとくつろげる空間。円形の空間がトンガリ屋根の小屋組みを載せており面白い構造。
温泉・食事を済ませて今夜の車中泊場所に移動した。前夜の宇都宮「ろまんちっく村」で多数のアイドリングがうるさくぐっすり眠れなかったので人が少ない所が良いなぁと思っていた所、通りがかりに「みさき公園」の駐車場が目に入った。すぐとなりに照明されている公衆トイレが設置されているし、夜間閉鎖もされないように見受けた。国道から距離があるので静かなのは間違いないだろうと今夜の車中泊場所とした。相変わらず暑くてなかなか寝付けなかったが、静けさは十分だった。
ようやく寝付いた24:30頃近くでアイドリングしている車に気づいた。なんとパトカーがこちらの鼻先を遮るように斜めに駐車して警察官二人組が職務質問してきた。世間話をするような雰囲気で「どこまで行くのか？何日の旅程なのか？」とか聞いてきた。免許書を検めて10分くらい？随分長い間パトカーで調べていた。曰く車中泊は道の駅が多いが、この場所で車中泊する車は普段居ないとか。車中泊が増えてきてある程度社会的に認知されつつあるのだろうが、それでも道の駅が主な車中泊場所なのだろうか？
警察官は「ここで犯罪に遭うことはないだろう」とか言っていた。確かにパトカーが廻っているなら犯罪に遭う可能性は低いとは思うが、深夜に職務質問されるようでは安眠はおぼつかない。車中泊場所選ぶのもなかなか難しい。なんだかんだ15分くらいやり取りのあと開放された。
ぐっすり眠れた感の無いまま05:10起床。周辺は濃い霧が立ち込めた幻想的な雰囲気になっていた。明るくなりつつある霧の中を野球場、陸上競技場周辺など小一時間散策。しっかり目が覚めたところで06:16出発。相変わらず霧の阿賀野川に沿って走り始めた。早朝の爽やかな時間帯に行動を開始できるのは車中泊のメリット。
