網走流氷の丘ユースホステルの朝食は珍しいことにパン食だった。4人連れのファミリーや同室のライダーも含めて、誰も宿の朝食をとっていなかった。お一人様での朝食w。それはそれで落ち着くけど…開業30周年の花束。さすがにそれだけ経過するとあちこちガタが来る。お風呂はリフォームが必要なレベルだけと、まぁユースホステルなので多くは望めないし廃業が続くユースホステルの中で営業してくれているだけでもありがたい。ユースホステルから車で10分くらい、大雨の野取岬。本州は猛暑で猛烈な暑さが続いているとラジオが言っているが、こちらは涼しい。車から降りないで写真だけ撮影。野取湖畔に網走市鉄道記念館(湧網線卯原内駅跡)、建物には入れてトイレを借りれたのだけど、資料室や3階展望室は鍵がかかっていた。無人で不思議な空間。屋外にはSLと客車が1両展示してあるけど、もはや状態がかなり悪い。 強弱を繰り返しながらもずっと雨が振り続いている。気温は17度。サロマ湖畔ユースホステルは2年前の夏に宿泊した直後に閉館してしまった。意匠に凝った建物、気の良い宿主さん、帆立三昧のご馳走が偲ばれる。キムアネップ岬キャンプ場、サロマ湖畔静かで良さそう。だけど大雨。ここにも車中泊長期旅行していると思われる他県ナンバーが数台停まっている。道内広い範囲で大雨なので、行き先に困ってるのだろうか?しばらく動かないで待機しているのかな?涼しいのはいいのだけど、これほど雨が降り続くとやはり行動する意欲が萎える。
数キロしか離れていないところに再び、道の駅愛ランド湧別。自治体が違うにしてもロケーション近過ぎで棲み分けはできるのだろうか?ミニ遊園地的施設は土曜日なのに誰もいない。
サロマ湖をぐるっと走って、西側の突端を追求するべく走ったが、三里浜キャンプ場の先は大規模工事を行っていて、一般車は通行止め。三里浜キャンプ場自体も営業しているのかどうかゲートが閉まっている。突端を望む展望台からの写真。海とサロマ湖に挟まれた砂嘴は漁業が盛んなようで、港が整備されているし、新しくて立派な住宅が並んでいる。漁業は儲かるのかなあ?
14時過ぎ道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯に到着!すでにキャンピングカーや車中泊車が多数停車している。隣接している湧別町文化センターTOMはホールなどの公的複合施設。立派な外観!図書館コーナーも併設していて廃鉄道関係の郷土資料を閲覧させていただいた。なんと靴を脱いで入るシステム!珍しいねえ。道の駅の隣には廃線になった名寄本線、中湧別駅のホーム、跨線橋、車両が保存展示されていた。北海道は廃線がめちゃめちゃ多い。道の駅を名乗っているが、かみゆうべつ温泉とあるようにほぼ入浴施設といった感じ。一応少しはドライブ情報と売店コーナーも用意されているが、物販はそれほど力が入っている様子は無い。メインの施設はチューリップの湯、入湯料550円現金にて支払い。無色透明ややぬるぬる成分のお湯。小さなサウナ、水風呂、露天風呂と一通り揃っている。土曜日だからであろうか結構お客が入っていてへ賑やか。サウナは人気で順番待ちといった状態。浴場の外に食堂があるのに、広い休憩所で軽食を食べられるようになっている。ジンギスカン定食970円現金にて支払い美味しく頂きました。
道の駅かみゆうべつ温泉は人気でキャンピングカーや車中泊車が多数停まっている。今日はこれまでということでここで車中泊することにした。温泉に入って運転しないでそのまま泊まれるのは最高!
旅行10日目、本日の走行距離128キロ、家から2171キロ。