自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

希望の糸 東野圭吾

希望の糸 東野圭吾

誰からも好かれていて、悪口が全く聞こえてこない喫茶店女性店主が殺された。
暗礁に乗り上げる捜査陣。
実の父親だという老人が突然名乗り出てきた松村刑事は捜査に尽力する。
人工授精が普及してきた現代に血縁関係の持つ力・意味がテーマの一冊。

他の東野圭吾さん作品同様あっという間に読了。
今作は終盤の種明かしが二人の独白形式でちょっと手を抜いた物語展開のような印象。
東野圭吾作品には期待値が高い分ちょっと肩透かしを感じた。
佳作。