自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

遺品は語る 赤澤健一

遺品は語る 赤澤健一
遺品整理業者が教える「独居老人600万人」「無縁死3万人」時代に必ずやっておくべきこと。

基本的には断捨離、片付け本と主張は似ている。遺品整理業者が著作しているのが異例なところか?
第一章は凄惨な遺品整理の現場を描写しているが、第二章以降はそこまで酷くはなくても多くの人が片付けられない現実を記している。
「結局遺品整理は素人が自分でやるより業者にやらせたほうが良いよ」って宣伝になっている章もあるのだけど、業者目線のかなりなまなましい仕事の状況が書籍化された。
平易な文章であっという間に読了。「まあ、そうなんだろうな」と納得した。
誰もが直面する両親、自分の人生最後の場面。できればスッキリとあの世に逝きたいものだけど、なかなか思うようにならない人が大多数ということか・・・