父がひとりで死んでいた
如月サラ
遠く離れた実家で高齢の父親が「孤独死」、死後一週間ほどしてから見つかった。著者は50代一人っ子離婚歴ある女性。その顛末と心情をネット連載エッセイにしたため、それが書籍化された。
平易で読みやすい文章、文字数は多くないのであっという間に読了。
誰もが必ずいつの日にか死ぬ日がやってきる。多くの人は自分や家族に「その日」が来るのは当分先だろうとなるべく考えないようにしているのではないだろうか?参考になる人は多いだろう。
今年の年初に亡くなった著者のお父様。直後からエッセイが連載され反応が良かったため12月には書籍化された。そのスピードには驚いた。