自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

金田城

2017年続日本百名城に登録されたので登城した。

標高276mの「城山」のほぼ全体が城域になっている。

登山口までは狭小、一部未舗装の山道をひやひやしながら運転してようやく到達。

もとは667年(天智6年)ヤマト政権が朝鮮半島からからの侵略に備えて建造。非常に険しい山域に巨大で見事な石垣を造営したのが始まり。その後旧日本軍が山頂に砲台を築いた。入り口から山頂までは旧日本軍が整備した車道が残っている。断崖絶壁沿いの極狭い道、崖側にガードレールがあるわけもないのでクルマでは命を危険にさらす運転になるだろうが、歩くにはとても歩きやすい。しかし、それ以外の登山道は狭くてかつとてつもない急斜面。一部不明瞭になっていて怖いおもいをしながらあるくところも多かった。

一通り歩いてまわるのに3時間かかった。城巡りというよりは私にとっては本格的な登山という印象だった。城として防御するための拠点としては有効に機能するだろうけど、補給や維持運営管理するにはその機能以上に手間・時間・費用がかかりすぎる立地だと思った。

山頂からの眺望、巨大な石塁、1400年近い歴史を偲ばせる貴重な史跡だった。

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