2020年8月11日登城
続日本百名城に選定されたため訪問。
上杉神社から国道287号、112号経由月山の脇を通過して140km、ゆっくり昼食を摂りながら約3時間で到着。
鶴ヶ岡城址は荘内神社として使用されている。案内パンフレットも荘内神社は手に入れたが、「鶴ヶ岡城址」のものは見当たらなかった。ということで非常に上杉神社とよく似た雰囲気。とはいえ内堀の大部分と外堀が半周くらい残っているので城域としてはかなり広い。
広い敷地に荘内神社、護国神社、藤沢周平記念館、大宝館が設置されおり、全体が鶴岡公園として利用されている。
神社に一番近い駐車場は無料。バス優先と記されていたが、バスは一台もおらず自家用車が数台停まっている程度。コロナの影響で観光客は少ない。
スタンプは荘内神社社務所でゲット。鶴ヶ岡城を偲ぶ建物は残っていない。
鶴ヶ岡城址敷地内の大宝館(たいほうかん)は大正4年完成、白亜の洋風建築で趣がある。鶴岡ゆかりの人物資料展示施設として無料公開されている。一通り見学したが、誰一人として知っている人物が居なかった。
隣接して庄内藩校致道館が残されている。見ごたえのある建物が無料で見学できるので必見。1805年創建の学校建築。よくぞ残してくれたものだと感嘆。
致道館のすぐとなりには鶴岡市文化会館。200年前の致道館と超近代的な文化会館が並んでいて対照的。猛暑のさなかエアコンが良く効いているロビーに設置された小さい机で中高生が勉強していた。図書館より居心地いいのかな?
致道博物館には興味深い建築がいくつか残っているようだったが、時間の関係で今回は見学を断念した。