THE PUBLIC
オハイオ州シンシナティの市立図書館。
厳冬のある日、ホームレス70人が閉館時間を過ぎても退去しないでそのまま占拠した。
ホームレス達が本来入るべきシェルターの容量がオーバーしていて、凍死者が連続している。
外に出れば凍死してしまうというのが理由。
元ホームレスだったが、更生して図書館の職員として働いているデービッド。
普段からホームレス達とも心を通わせており、
成り行きで図書館を武力で開放させようとする警察との交渉の窓口になったデービッド。
見ている限り占拠している理由は極寒の街で生き延びるため「シェルター」として夜間滞在させてほしいという事以外に考えられないのだけど。なんか話が大きくなっちゃっていつの間にか警察の機動隊と対峙している。
予告が「驚きのラストシーン」なんて宣伝していたラストのあのシーンも意味不明。そもそも凍死しそうな気温なのにあの笑顔で歌いながら歩けるのか?
途中までは結末がどうなるのか楽しみにしながら鑑賞していたけど、結末はどっちらけだった。