2020年8月9日登城
続日本百名城に登録されたので訪問。
険しい山の頂上に位置した要害堅固の城。
城域に建築物は一切残っていないが、本丸にあった二重櫓が一棟だけ近くの真浄寺に移築されている。まさに江戸期の城郭建築なので一見の価値あり。
まずはかさま歴史交流館「井筒屋」にてスタンプゲット。井筒屋自体が歴史的価値ある建造物。係の若い女性の方に案内図をいただき、更に詳しく丁寧な説明してもらい感謝感激。真浄寺に移築されている櫓もその方に教えていただかなかったなら見逃していただろう。とても熱心に説明していただきありがたい。お花の綺麗な季節にまた来城したい。
城山の中腹に駐車場が用意されているのでありがたく利用させて貰った。そこからの登城でも息が上がるので、暑い時期は麓から歩くのは体力的に厳しい。城山裏側にあたる車道脇にある大黒石は圧倒的な存在感。
夏の山城なので当然ながら草ボウボウ、終始蚊に襲来されて閉口した。基本的に山城は冬がオススメ。
石垣がいくつか残っているが、一部東日本大震災で壊れたものが未だに修復されていない。植生の勢いも強く維持管理の苦労がうかがわれる。