3泊した大阪東急REIホテルをチェックアウト。大きな荷物をフロントで預けて身軽に行動。08:42大阪駅発大和路快速奈良行き8両編成に乗車。大阪の環状線に乗ってるといつの間にか奈良まで飛んで行っちゃうのがすごい。今日も天気良好、気温16℃。その割に分厚いコート着てる人多いように感じる。自分はパーカー一枚でちょうどいい。外の景色楽しみたいのだけど窓が汚れていて残念。大和路快速は飛ばす飛ばす。久宝寺駅と王寺駅間みんな飛ばして奈良県へ突入。09:29福島県ではない郡山駅に到着。大阪駅から43kmを37分730円Suicaで支払い。表定速度70km/h!早いなぁ。昔の雰囲気が色濃く残る細い道の町並みをゆっくりと歩いて約30分、大和郡山城に到着。石垣はかなりの規模で残っている。毘沙門郭跡に「柳沢文庫」入場料300円のところJAF割引で200円。割引率大きくてありがたい。建物自体がもともとは東京芝区にあった郡山最後の藩主柳沢伯爵家の郡山別邸だった。明治30年代に竣工した味わいの深い建物を大正〜昭和初期に移築してきた。味わい深い和風建築。享保9年(1724)甲府城主だった柳沢吉里が転封されてきて以来、幕末まで郡山城主を努めた柳沢家。柳沢家ゆかりの江戸時代からの興味深い資料がこの手の施設としては非常に珍しくも和室に展示されている。天守台の発掘、大規模修繕積み直し工事を4年間にかけて実施した記録映像ビデオも面白かった。全体の規模は大きくないのにも関わらず、1時間近く観覧してしまった。お城巡りをしている人は必見の施設。続日本百名城スタンプを入り口に設置している。ちょうど同じタイミングでスタンプを押していた青年は入場していなかったが、なんとももったいない。これにて続日本百名城44城目!毘沙門郭から本丸方面への「極楽橋」令和3年2月木造再建。積み直し工事が施されきれいになった天守台。天守閣礎石が一部ガラス越しに見えるように展示されている。今日も気温が上がっている。お城巡りには丁度いいというよりも暑いくらい。明治41年に建てられた元奈良県立図書館が移築されている。木造の味わい深い建築は県指定有形文化財。城址会館として今でも現役に使われている。一般見学できるのは日祝日のみということで残念ながら外部観覧のみ。昭和50年代に復元再建された追手門・追手向櫓。大和郡山城にはかなりの規模で石垣・水堀が残っている。城域内に建っていた高校校舎を近年撤去したり、天守台石垣の修復保存整備他多くの櫓・極楽橋の復元など往時を忍ばせる環境作りも進めていて非常に好ましい。日本百名城に選定されなかったのがもったいないくらい。残念なのはそれらをアピールするパンフレット類が若干弱いところ。奈良は奥ゆかしい人柄が多いのだろうか?もっとお城にスポットを当ててほしいところだが、奈良には他にも観光要素が多くてその必要もないのかな。道路と近鉄の線路越しに追手東隅櫓とお堀を隔ててDMG MORIやまと郡山城ホール内のレストラン「カステッロ」にて昼食。日替わりランチ950円paypayにて支払い。お値打ちだし、意外と美味しかった。土曜日の昼食時とはいえ満席で待たされている人もいた。グラインダーで挽きたてのコーヒーも美味しかった。リニアの駅が大和郡山に来るのかな?気温はさらに上がって23.4℃!11月でこの暑さは異常。大和郡山は金魚の名産地で有名らしい。駅コンコースでもアピール。