安芸高田市から一般道で約1時間半、三原市歴史民俗資料館。入館無料。一箇所だけ残っていた空き駐車場に停められて運がよかった。資料館は小規模、昭和時代な展示品、雰囲気が味わい深い。
三原城の続日本百名城スタンプゲット。
江戸時代の三原城想定模型。瀬戸内海に浮かぶ「浮城」と呼ばれていた。感じいい職員の方に手作りっぽいのコピー資料をたくさん頂いた。
歴史民俗資料館から三原駅近くのイオンへ。クルマを停めさせていただき、お買い物のついでに三原城跡を散策。現状の三原城天守台跡。JR三原駅構内から通路を通り登れるようになっている。
堀からそびえる立派な石垣・・・ではあるが、現存しているのは写真の部分のみ。
天守台跡からJR三原駅を横断して船入櫓跡。市街地に取り囲まれてひっそりと残っている。
明治6年三原駅はお城本丸を撤去して作られた。今や新幹線がすごい勢いで本丸があったところを通過していく。
天守台跡、船入櫓跡以外の城域は完全に市街地化していて城跡を偲ぶことはまったくできない。天守台跡石垣が立派なだけにあまりにも無残な状況。山と瀬戸内海に挟まれて平地が少ない三原とはいえ、線路を本丸に通さないことはできなかったのだろうか？酷い状況に心が痛む。地域の人たちが大切にしないと立派なお城がこうなってしまいますよという教訓を知らしめるための反面教師として続日本百名城に選定されているか？
三原からクルマで20分くらい、ホント近くにこれまた続日本百名城選定されている新高山城跡（にいたかやま）。スタンプは本郷生涯学習センターにてゲット。
公民館的施設なのだろうか？図書室コーナーも併設。スタンプのほかパンフレットを多数用意してある。とはいえあくまでも公民館。地元のお城愛は感じない。新高山城も名の通り山城。体力・時間ともに余裕ないので登城はパス。朝到着する際に飛行機窓からよく見えていたので良しとしよう。百名城スタンプ集める前はしらなかったが、新高山城跡は広島空港RWY10 FINALのすぐ脇に位置している。
空港から離れる方向になるが、本郷・新高山城跡の次に竹原市街地に立ち寄った。「安芸の小京都」と称していて江戸時代からの町並みが保存されている。国重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。「道の駅たけはら」にクルマを停めて少々散策。電線地中化されていていい雰囲気。
夕暮れ近い時間帯だからだろうか？素敵な町並みなのに自分以外に観光客はまったく見当たらない。たまに地元の方とすれ違うけど、ほとんど人影がない。
竹原散策しているうちに日が暮れて本日は時間切れ。広島空港周辺にガソリンスタンドはないので竹原にてレンタカーを満タンにしておく。日産ノートe-POWER：160km走行で5Lちょうど。32km/Lという結果になった。レンタカー職員は25km/Lくらいで走る人が多いと言ってたので平均よりも良かった。燃費が良い運転しているみたい。
広島空港は大規模工事中。
広島空港のクレジットカードラウンジ。半個室的なレイアウトでそれぞれの席に小さなテーブル。小さいモニターTVがついているけど、自分のiPadとかパソコンは広げる場所がない。逆になんか落ち着かないラウンジ。
保安検査場入り口。長々とパテーション用意されているけど誰も並んでない。
帰りの飛行機はANA684 B767。個人モニターなし、USB充電端子なしと流石に古さは隠せない。400人近く乗れるのだろうけど50人くらいしか乗っていなかった。
発達した低気圧の影響で降下中は結構揺れた。雨のためファイナルでようやく地面が見えた。出発したのと同じRWY34Rにドスンと激しく着陸。
日帰り旅行でお城３つ。竹原市街地散策と盛りだくさんな一日。サラリーマン時代みたいな旅行。強行軍はやはり体力的に結構疲労するなぁ。
おしまい。
