高知駅10:16発土讃線経由 後免駅から土佐くろしお鉄道ごめんなはり線奈半利行き一両編成気動車に乗車奈半利へ向かう。
全国的にも珍しい海側にデッキを備えた車両で「しんたろう2号」が運行されている。後免駅から若い女性車掌さんが乗車し、デッキが開放された。土讃線内では外は使えない。ごめんなはり線内は切符の自動券売機が無いのか車掌さんが一人ひとり運賃を回収している。
座っている人は皆一人で二人分の席を専有している、結構利用者が居て立っている人や補助席を使う客もチラホラ見られた。
ごめんなはり線の各駅にそれぞれアンパンマンに登場する?キャラクターが配置されている。12:04終点の奈半利駅到着。デッキから海を眺めたりしながら、53kmをのんびり1時間48分かけて走る。ローカル線なのにほぼ全線高架線になっていて海の眺望が素晴らしい。奈半利駅で待っていてくれたSくんの愛車は戦車みたいなごついやつ!
道の駅「キラメッセ」にて昼食。スタミナフライ定食1100円。隠れているけど鶏空揚げもありました。付け合せの「ナスの酢漬け」も美味しかった。地元の名品。室戸岬に初めて訪問!日本地図でもわかるその存在感。台風中継で連呼されるあの場所に来たんだなぁと感慨一入。桂浜同様高知の海は波が荒々しい、ガンガンと岩を削る様子が圧巻。海岸は奇岩と大粒の砂利で荒涼とした風景だった。
室戸岬スカイライン山頂の展望台からは岬両側の海が見えるのだけど、岬の突端が見えないのでなんだかなぁという印象。「恋人の聖地」と自称しているけど?wSくんのナス農園を見学させていただいた。ビニールハウスでかなりの規模を運営している。全部ナス!農園見学は初めてなので大感激。ハウスを閉めて栽培する時は燃料を燃やしてCO2を供給するシステムがあるとか、ナスの花を受粉させるためにミツバチを飼育し、その巣に蜂蜜を供給しているなどなど驚くような仕組みだった。毎日休みなく早朝から労働に勤しんでいるとのこと、大変だろうけど食料を生産する尊いお仕事。頭がさがります。
奈半利駅から徒歩で行ける居酒屋合(あい)にて晩酌。
時間早かったので他の客はまだ来てなかった。生ビールジョッキ3杯+つまみで3100円。飲み食いに夢中で写真取るの忘れてた。
奈半利駅は なは りこちゃんワンマン気動車一両編成。奈半利駅19:09発
内装はアンパンマンキャラクター。高知駅に20:44到着。所要1時間35分は往路のしんたろう号より13分も早い。デッキ装備車は安全確保と車窓を楽しむため速度を落として運行しているため時間がかかる。
奈半利駅のポスターで「ごめん・なはり線全線一日乗り降り自由のフリーきっぷ1670円」が発売されていたのを知った。ちょっと調べれば500円くらいを節約できたのにね。