長篠城址は新城市に位置している。「しんじょうし」と読むのかと思ったら「しんしろし」が正解。
日本百名城スタンプは「長篠城址・史跡保存館」の一階外側に用意されていた。入館しなくても押印できる。
「長篠城址・史跡保存館」入館料220円。周辺史跡の案内パンフレットが充実して用意されている。全体としてはそれほど広くもなく、昭和時代に建てられた雰囲気で展示物もアナログなモノばかり。入館料ほどの価値はあるかどうかな?という感じ。
長篠城址としてめぼしいのは「史跡保存館」正面の本丸跡、内堀・土塁くらい。正直言って城跡としては物足りない。昭和4年には既に史跡として登録されていたのは、この城を舞台に徳川家康軍と武田勝頼軍が戦った古戦場の舞台だったかららしい。長篠城ガイドも「長篠・設楽原の戦い」に関する記述がほとんどを占める。古戦場跡地に関してそれなりの知識・思い入れのある人が周辺の古戦場跡地をも含めて散策するのならば面白みも増すのかもしれない。一見さんにはハードルが高い城跡だった。
史跡保存館イチオシは命をかけて伝令の役目を果たした「鳥居強右衛門」さん。