自由人の独り言

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対馬旅行のまとめ

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 対馬は1400年前から国境の島として朝鮮半島経由で攻めてくる勢力に対する防人(さきもり)の拠点だった。
 いまでも一番外国に近い場所のうちの一つ。自分自身いつかは行きたいと長いこと思っていた。対馬北端の韓国展望所に到達したときには「とうとうここまで来たのだなぁ」と感慨深いものがこみ上げてきた。

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長崎県しま旅キャンペーンは案内に不足あり】
 韓国人旅行客で賑わっていた対馬はコロナで客が消えて観光業界が大ピンチ。そんななか長崎県は観光誘致キャンペーン「長崎しま旅わくわく乗船券」を実施している。それは「行っ得!クーポン券」といって対馬に宿泊すると一泊あたり1万円分のクーポンをくれるという破格のキャンペーン。しかし、その案内・周知の仕方に不足があるのでせっかくのキャンペーンなのに知らない人が多数いる。自分としては一生懸命に検索したが、ネットに載せられている情報が非常にわかりにくいし、必要な情報が見つけにくい。結局クーポンは入手することができるかどうか半信半疑で現地に入った。
 クーポンを手に入れるには対馬行きの乗船券を買う際「長崎しま旅わくわく乗船券」を購入すると申し出ること。そこでは引換券を渡され、それをクーポン発行する現地窓口に行く。ところが、その窓口がわかりにくい。普通そのような仕事の窓口はを観光案内所とイメージするが、対馬厳原の場合は観光案内所から道を渡った雑居ビルの一階だった。わかりずらくて探す人も多いだろう。
 「行っ得!クーポン券」は宿泊施設、レンタカー・バスなど交通機関、飲食店で使えるとされている。すべての宿泊施設が対象かと勝手に思い込んでいた私に落ち度があると言われるかもしれないが、ホテルベルフォート厳原ではチェックイン時に初めて「行っ得!クーポン券」対象外のホテルであることを知った。ネットには使える店舗の一覧表が載せられてはいるが、それにしっかり目を通して予約しなくてはならないということなのだろうか?「全てのホテルで「行っ得!クーポン券」が使えるわけではない」という注意書きくらいはしてほしいものである。

 せっかく破格のクーポンが発行されているのにも関わらずその情報がうまく周知されていないし、うまく宣伝されていない。クーポンの発行手順もわかりにくい。さらに使えるところは一応ネットに一覧が示されているが、とにかくこれが不親切だしわかりにくい。多くの人が直感的にわかりやすく、簡単に利用しやすいような案内に改善してほしい。

【まとめ】
 正直なところ大勢の観光客がどやどや訪れるような目玉となる観光施設は見当たらない。また対馬全般に観光施設への案内看板がイマイチすくないし不親切。現地で道に迷いそうなところがいくつも見受けられた。そもそも観光客向けの情報が少ない。観光客を呼び込みたいというような姿勢が甘いような印象だった。

 それにしても島全般にわたって断崖絶壁の山で埋め尽くされていてその合間の縫う奥深い入り江が数え切れないくらいたくさ存在している。平らな土地は殆ど存在しない。道も狭くてうねうねと山間を縫っているという他に例が無い特殊な地形。

 当初に述べたように現在でも国の防衛拠点であり、陸海空すべての自衛隊駐屯地が存在している。一般道を走っていて自衛隊の車両を毎日よく見かけたし、港外には大きな軍艦が停泊していた。

 普段は韓国人観光客が主な訪問客らしく道路標識、看板、お店の表示などなどハングル文字がとても多くみられた。ラジオ放送も日本語と韓国語両方シャープに聞こえる。なるほど九州本土より朝鮮半島のほうが近いのだなと実感した。

 対馬は他では経験できないような独特な島であることは間違いない。
破格のキャンペーンが用意されてるし、外国人旅行客が皆無の今は対馬を訪れる最大のチャンス。
 今回はうまい具合にそのキャンペーンを利用できて実にお安くかつゆったりと3泊4日の対馬体験ができて本当に良い経験ができた。

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