11月7日、旅行12日目。
前夜22時ごろ、地元の若い男女がワイワイ大きな声で楽しんでいた。悪そうな連中には見えなかったし構わずに寝れた。
7時道の駅有明リップルランドを出発。当初雨の予報だったがそれに反して雲一つない素晴らしい朝。凄く気持ちの良い空気の中を走りだした。
天草には45年ほど前に家族で車でドライブに来たことがあるはずだが、天草五橋を通過したと言うこと以外は何一つ記憶は甦らない。当時父が乗っていたのは中古のコロナw。それも当然だろう、道路はどれも拡張され、トンネルも沢山掘られてまるで別物。
朝8時。気温17℃、清涼な空気の中、崎津集落を散策。天主堂からミサの声が漏れてくる。
ミサが終わってから拝観させていただいた。内部は撮影禁止。畳敷きの珍しい教会。雰囲気は五島列島の小さい教会とよく似ている。比較すると崎津は地元の方の生活感が感じられる。何人もの人とすれがいざま「おはようございます」と挨拶。昔の街並みが残っていて散策が楽しい。
なんてことを書いていたりしたらはてなブログアプリが更新しても更新しても書いたものが何度も記録されないで消えてしまうと言う事象が発生。ありゃりゃ困ったなぁと思いつつ一度iPhoneをオフオンしてみると無事復旧した。スマホはたまには電源オフにしたほうが良さそう。
休憩所。旧網元岩下家よらんかな。古民家をリニューアルして展示している。無料。
崎津資料館「みなと屋」無料。崎津集落模型。
杉ようかん150円。米粉であんこを包んだお餅。これは母が好きな一品だなぁ。日持ちしないので持ち帰れないのが残念。宮下商店で買いその場でいただいた。玄米茶を出していただき大変美味しかった〜感謝感激。
クルマを少し走らせて大江天主堂。崎津天主堂よりも少し大きい。尼さんが年代ものの電子オルガンで讃美歌奏でている。オルガンはイマイチ調子悪そうだけど良い雰囲気に浸れた。駐車場のところでお土産売の女性が頑張っている。こういうのに弱くて二、三品買っちゃうんだよね。
鬼海ヶ浦展望所にてちゃんぽん800円。あっさりしょうゆ味にアサリ沢山入っていて嬉しい。最高眺望のちゃんぽん体験w
眺望最高のトイレw
富岡城。日本百名城及び続日本百名城には選定されていないが、百姓一揆の舞台になったと言うことで訪問してみた。土塀と櫓が山の上に堂々と復元されている。
一揆の前後70年ぐらいしか使われていなかったお城。その後木々が生い茂り放置されていた。昭和50年代に発掘、平成にかけて復元建築した木造の城郭構造物が意外と見ごたえがあった。ビジターセンターの熱心な係員の方に説明をしていただき理解が深まった。続日本百名城に選定されなかったのはなぜかと疑問に思う。
苓北町(れいほくちょう)歴史資料館100円。お城に関して発掘とその歴史を良く展示している。メインは天草四郎さん像と富岡城立体模型。
天草空港にちょっとだけ寄ってターミナルを様子見てきた。天草エアラインが1日4便だけ熊本と結んでいる。福岡便はコロナの影響で運休してるのか?こじんまりとしたよくあるローカル空港。空港ってどこも同じような感じ。
14時27分鬼池港到着。係員の方が乗れると言うので急いで切符を買って14時半発口之津行フェリーに飛び乗った。係員の女性がクレジットカードじゃ間に合わない!現金ならOKということで現金で購入。14時半定刻に出向!日曜日と言うこともあって結構車両・バイク載っていて8割がた埋まっているように見えた。天草から島原へ35分ほど軽自動車は2230円。あっという間の船旅。今日も天気が最高デッキの風が気持ちいい島原の普賢岳から天草の島々までが一望にできて素晴らしい船旅。
15:07口之津フェリーターミナル到着。ほんの35分程度の短い船旅。フェリーターミナルはまだ築浅できれい。
そのビル内に入っている口之津歴史資料館200円。本館は口之津フェリーターミナルと同じビル内の2階去年できたばかりと言うことで非常に新しくてきれい展示も洗練されている。「からゆきさん」と言って海外に売られていったその当時の若い女性たち大勢が口の津港から出発したらしい。ビデオを使ってわかりやすく紹介していた。
分館はフェリーターミナルから車で5分。こちらは歴史的な建物を使っていたり、物品が大量に展示されていて物量の迫力がすごい。本館だけでは物足りないが分館と合わせると入場料の価値はある。
口之津海の資料館内、与論館。与論から大勢労働に来ていたことがあるらしい。口之津港からそれほど遠くないところに原城跡。キリシタン・百姓一揆の激戦地。天草四郎終焉の地。37000人が命を落とした場所、感慨深いものがある。原城は続日本百名城。時間ギリギリ間に合わなくてスタンプはゲットできず。天守跡に立つ十字架のモニュメントが夕焼けに赤く染まる。歴史的悲劇とあいまって夕空が悲しく感じる。
食事をするところを探していて「ファミリーレストラン蜂」のネオン看板に釣られて入店。昭和な雰囲気のレストラン調度品もそれ以来入れ替えてないような感じ。店員のおばさんは愛想なくまるでやる気が感じられない。ノートパソコンを開いたので経理をでもつけるのかと思ったら韓国ドラマを見始めたw。チキンカツ定食770円、普通においしかった値段なりに。今時珍しい絶滅寸前の昔ながらのレストラン。そのような雰囲気を味わえて面白かった。
どこかのローカルFMがJ-WAVEをそのまま流している。番組も懐かしいが交通情報で東名高速だかどこかの高速が渋滞42キロなどと言っていて首都圏は大変だなぁと別世界。
雲仙温泉「よか湯」450円。JAF割引のステッカーが入り口に貼ってあったので提示したところ割引は今はやっていないその代わりと言って温泉タオルを1枚いただいた。割引も嬉しいがタオルいただけるのものちょっと嬉しい。やや白濁、硫黄鉄分が多そうなお湯。お湯は良いのだが設備は全般に古くて昭和な感じを受ける。特筆すべきは狭いと言う事。内風呂は1つ、洗い場の蛇口は5つ。露天風呂は一応あるものの家庭用の一般的な風呂桶よりも少し大きめなサイズ。無理しても2人が限度の浴槽。サウナなし、シャンプー、ボディーソープなし。昔ながらの石鹸は置いてあった。自分以外に二、三組入っていただけだったが、露天風呂に入る順番待ちはしんどい。事前に調べて「森林浴」が最高とのことだったが、夜で周りの木々は見えず。露天風呂は女性用が男性用よりも大きいみたいだが・・・雲仙なのでお湯は良いがまた行きたいか?と聞かれれば否。
雲仙温泉街は山の上。車中泊できそうな適当な駐車場が見当たらなかったので30分かけて山から降りてきた。道の駅みずなし本陣ふかえにて車中泊。「日本最大規模の道の駅」を名乗っている通り駐車場が広くて車がまばらに止まっている。これなら静かに眠れそう。夕方暗くなるまで原城散策してたため遅くなってしまった。今日は盛りだくさんだった。22時就寝。
本日の走行距離179km。
povo残り1.92GB。