自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

松山城、上灘駅、佐田岬

10月31日、旅行五日目。

道の駅日吉夢産地で目が覚める。早朝5時くらいからだろうか?物販の納品が始まってうるさくて寝ていられるなくなった。たまらず第二駐車場へ移動。お店の近くに停めていた自分のミス。夜中にはどうせ行かないトイレが遠くなったとしても作業する場所近くに停めるべきではなかった。

f:id:fretta2019:20211124142025j:plain鬼子母神?結構でかい。しかも夜中はライトアップされてちょっと怖い。

昨晩の雨は止んでるものの山には霞がかかっている。険しい山に挟まれた渓流沿いの道を進む。

f:id:fretta2019:20211031105200j:image内子の町も歴史的な趣きを残した良い雰囲気。今回通過した檮原(ゆすはら)と共に再訪したい。

内子から砥部陶街道で松山へ。

松山城。入城料520円。重要文化財天守閣が連立式で小天守や櫓と連なってロの字を形成している。江戸時代からの現存12天守の一つ、大変見ごたえがある。130メートルの山の頂上にそびえて眺望最高。ロープウェーが用意されているが運賃を節約して徒歩にて登り息が切れた。

f:id:fretta2019:20211124142326j:plain

f:id:fretta2019:20211124142335j:plain

f:id:fretta2019:20211031105145j:image

f:id:fretta2019:20211124142231j:plain

f:id:fretta2019:20211124142634p:plain

四国ではあちこち金木犀が満開。自分の地元では1ヵ月以上早く終わったような気がする。

f:id:fretta2019:20211031105152j:image

松山市内でガソリン給油。@157,19.53L,3066円、28.9km/L。

灘駅(かみなだ)。海に一番近い駅ということで有名な駅。観光スポットに乗っていて十数人、人が集っていた。

f:id:fretta2019:20211124142721j:plain

f:id:fretta2019:20211031193000j:image数える位しか列車が来ない乗車困難駅だがちょうどタイミングよく列車が停車した。皆さんシャッター押しまくり。

f:id:fretta2019:20211031193011j:image灘駅前には「上灘珈琲」というケータリングのおしゃれなコーヒースタンド。カフェラテ450円を頂いた。

f:id:fretta2019:20211124142746j:plain

さらに佐田岬先端を目指す。

f:id:fretta2019:20211031193022j:image岬の先端に一番近い温泉、八幡浜黒湯温泉みさきの湯。600円。前日の温泉クアテルメ宝泉坊とよく似た雰囲気。美人の湯(モール泉)?w、お湯は黒い訳ではなくやや霞んだ程度の色合い。泥炭成分らしい。日曜日の15時半驚くべきことに駐車場がほぼ満車。それでも内部はそれほど混雑していると言う感じではない。駐車場が規模の割に狭いのか?それとも温泉利用者以外が停めているのか?

f:id:fretta2019:20211031193033j:image

f:id:fretta2019:20211124143104p:plain

公式サイトから拝借

 

温泉から上がって佐田岬先端を目指す。八幡浜までは快適なワインディングロードだったが、そこから先は狭くて急な山坂道。ほとんど見通しが効かなくて夕陽は眩しくなかったか、日没と競争するようなタイミングになった。佐田岬駐車場に着いたのは17時半で夕陽はすでに沈んでいた。

f:id:fretta2019:20211031193043j:image

f:id:fretta2019:20211124143240j:plain

f:id:fretta2019:20211124143250j:plain

佐田岬灯台はそこからさらに険しい山道を1.8キロも歩かなくてはいけない。当然明るい時間帯でなければ不可能だし、今回は駐車場まで到達したことで先端を確認したと言うことにしておく。

翌日1番の大分行きフェリーを予約した。フェリー乗り場となり「三崎港はなはな」という令和元年にできたばかりピカピカのキレイな複合施設の駐車場にて車中泊

f:id:fretta2019:20211124143320j:plain原発マネーで作られたみたい。18時半の時点でお店は既にすべて営業終了しているのに、なぜかバーベキューをしている子ども連れの家族二、三組真っ暗な中ワイワイ賑やかに楽しんでる。

本日の走行距離233km、povo残り2.35GB。povo 0.05GBしか消費しなかった。長い距離をナビさせなかったからだろうか?

四国カルスト

10月30日、旅行四日目

早く就寝したので5時半に目が覚めた。周りに車なく静かで良く眠れた。気温9℃やや寒い。6時半、早朝の気持ちいい空気を吸いながら出発。西に向かう、国道195号線は川沿いをうねうねと進む。

徳島県那賀町延野。f:id:fretta2019:20211030065430j:image

f:id:fretta2019:20211123181503j:image

f:id:fretta2019:20211123181532j:image

f:id:fretta2019:20211123181552j:image

高の瀬峡(こうのせきょう)にちょっとだけ立ち寄る。紅葉の盛りはもう少し先。四つ足峠の長いトンネルを抜けると県境を越えていて高知県

f:id:fretta2019:20211030191536j:image

峠を挟んで両側とも似たような谷間の道流コーチ側の方がトンネルが多い。

f:id:fretta2019:20211030191714j:image道の駅美良布(びらふ)の小さい食堂にてモーニングセット500円。朝の時間帯は他のメニューをやっていないと言うことで選択肢がなかったorz。

f:id:fretta2019:20211124140420j:plain

f:id:fretta2019:20211030191730j:image道の駅美良布の隣にはアンパンマンミュージアム。もちろん入るわけはないが…小学生の課外授業が集団で来ていた。修学旅行かな?

f:id:fretta2019:20211030191735j:image

f:id:fretta2019:20211123182425j:plain高知市は5月に来たばかりなので通過。

狭くて急坂スレ違い困難、森の中で昼なお暗く落ち葉も大量な険しい山道を緊張しながら登った先には…

f:id:fretta2019:20211030191757j:image四国カルスト

f:id:fretta2019:20211123182509j:plain

f:id:fretta2019:20211123182514j:plainf:id:fretta2019:20211030191808j:image

f:id:fretta2019:20211123182533j:plain

f:id:fretta2019:20211123182540j:plain

f:id:fretta2019:20211123182606j:plain

f:id:fretta2019:20211123182613j:plain風強くやや寒いものの感動の天空の道ドライブ。土曜日と言うこともあってバイク・車多数登って来ている。自転車で走っている人をたくさん見かけたのでまさか下から登ってきたのか?と疑問に思っていたらレンタサイクル店が頂上で営業していた。借りるつもりもなく店番の女性と話をしていたら「お金はいらないからちょっと試し乗りしてきていい」と言われお言葉に甘えて電動アシストサイクルを貸してもらった。ジャイアントのクロスバイクで乗り心地良好。電動アシストも非常に有効で四国カルストのアップダウンをものともせず走れた。自転車で走るのは爽快感が車とは別物。次に来る機会があったならばぜひともレンタサイクルしたい。台数に限りがあるので予約した方が良いと言うことだった。

f:id:fretta2019:20211124140615j:plain四国カルストから外界に降りてきたところの町、梼原町(ゆすはらちょう)。古い時代の町並みが残されていていい雰囲気。電線も地中化されて景観を保護している。

f:id:fretta2019:20211124140618j:plain認識なかったが、観光地なのだろう。次に来る機会があるなら立ち寄りたい。

f:id:fretta2019:20211124140620j:plain

梼原町から少し走ってクアテルメ宝泉坊(宝泉坊温泉)600円。

f:id:fretta2019:20211124141529p:plain

公式サイトから拝借

 

無色透明で温泉らしい主張は強くない。築浅でキレイ。小さいサウナと露天風呂、内風呂に浴槽2つ。BGMでクラシックを流しているのが珍しい。中規模でちょうどいい大きさと言う感じ。お客も混まない程度にちょうどいいぐらいに来てる。これで600円ならお値打ち。宿泊施設も併設されていてなんか素敵な雰囲気だった。

f:id:fretta2019:20211030191820j:image

道の駅日吉夢産地にて車中泊。翌日の物販の準備だろうか深夜に車が何台か止まってはすぐ出て行った。

本日の走行距離293km。povoのデータ残り2.40GB。

 

 

鬼ノ城、瀬戸大橋

10月29日旅行三日目

姫路から相生市赤穂市備前市までは国道2号線の高規格道路を飛ばす。おそらく最短距離をGoogle マップが検索しているのだと思うが赤穂市からは山陽道から離れ山道に入る。大きな街道は通らないのでもはやどこを道を通るのかは記憶に残らない。交互通行絶対不可な軽自動車でさえ横幅ギリギリな線路沿いの道、川沿いの堤防上行き違い困難な狭い道等も通りながら恐る恐る通るところもある。二、三小さい峠を越えて110キロメートルを約2時間半かけて岡山県鬼ノ城に到着。鬼ノ城ビジターセンターは5月に訪問した際ちょうど月曜休館日で入館できなかったところを6ヶ月ぶりに再訪して百名城スタンプゲット。

f:id:fretta2019:20211124135512p:plain


f:id:fretta2019:20211029134720j:image

f:id:fretta2019:20211123181909j:plain

f:id:fretta2019:20211123181932j:plain

こじんまりとした無料展示施設。歴史的な経緯と発掘の様子を展示している。7世紀前後の城跡のため文献が乏しい。城跡に関しては未確定な情報が多く研究途上のよう。

f:id:fretta2019:20211029134732j:image大々的に復元された西門。瀬戸内海まで見通せる最高の眺望。

f:id:fretta2019:20211123182016j:plain

f:id:fretta2019:20211123182018j:plain城跡は標高400m鬼城山を鉢巻状に広がっている。一周するには4.5km、2時間もかかる。今回は駐車場から復元された西門を往復するのにとどめた。f:id:fretta2019:20211123182021j:plain倉敷でガソリン給油@152円、13.18L、2003円、400km、30.0km/L。今回の旅行中1番安いガソリン価格。

児島インターから瀬戸大橋の高速道路に乗る。f:id:fretta2019:20211029134827j:image

f:id:fretta2019:20211029134835j:image

f:id:fretta2019:20211029134854j:image与島パーキングにて昼食休憩。香川なので当然うどん。セルフサービス式だけど腰がある麺で大変おいしい。ぶっかけうどん310円、なすの天ぷら110円。

f:id:fretta2019:20211029134902j:image瀬戸大橋をを間近に臨む。笑っちゃうような巨大さ。大地震で倒れるような事は無いだろうか?

f:id:fretta2019:20211029134927j:image

f:id:fretta2019:20211123182059j:plain四国萌隊f:id:fretta2019:20211123182106j:plain児島ー坂出北間、軽自動車の料金1420円。あっという間に四国上陸。

坂出から高松・徳島経由で南下。

高松城の脇を通過。f:id:fretta2019:20211123182204j:plain

ケータイ国盗り合戦南海道は残すところあと3エリア。f:id:fretta2019:20211029191147p:imageケータイ国盗り、残していた地域を取りに走る。

f:id:fretta2019:20211029191105p:image

f:id:fretta2019:20211029191116p:image

f:id:fretta2019:20211029191126p:imageこれにて南海道45全地域制覇!
徳島から約30分すれ違い困難な場所が多い山道を日没で夜空が広がりつつある空と競争しながら走る。

なんとか無事に道の駅鷲の里に到着。道の駅に併設されている「入浴施設そわか」にてお風呂400円。f:id:fretta2019:20211029191539j:image残念ながら温泉ではない。こじんまりとしたお風呂。蛇口5カ所。サウナ、露天風呂なし。お湯の浴槽1、水風呂1。客少なくて空いていた。おかげでのんびりゆっくりと入ることができた。400円ならこれで充分でしょう。35年前の東京の銭湯よりも安い。

道の駅鷲の里にて車中泊

本日の走行距離303km。povoのデータ残り2.48GB。

 

刈谷から姫路

10月28日、旅行2日目。

7時半刈谷パーキングを出発。クルマのワイパーに「駐車場は夜間閉鎖するので止めないでください」との紙が挟んであった。見るからに車中泊だとわかるだろうけど、ノックしたり追い出したりしないでくれて助かった。

国道23号線を西に向かう名古屋市内は片側3車線にもかかわらず激しい渋滞している。抜けるのに30分くらいかかった。しかし急ぐ目的があるわけもないので全然イライラしない。

三重県川越町で給油。@161円、18.26L、2940円、27.5km/L。ガソリン高い。150円台は見かけない。

国道25号で亀山へ、そこからは名阪国道。片側二車線の高速道路のような無料自動車専用道路。制限速度60キロのところ追い越し車線は100キロくらいの流れ。かつ大量の大型車両が電車のように連なっていて隙間が見えない。皆さん我先にと急いでる。

道の駅「いが」で休憩。本線が混んでいる割には道の駅はそれほど賑わっていない。先を急いであまり休まないという人が多いのかな?。f:id:fretta2019:20211028110322j:image

野菜炒め定食850円。昔懐かしい安い中華料理屋の味。10時までならモーニングのお得なメニュー、11時以降はランチのお得なメニューがあるところタイミング悪くちょうどその間に入店してしまい残念だった。

名阪国道の無料区間が終わる天理インターで降りた。奈良の平城宮跡朱雀門前を通過。ここにはいつの日かちゃんと時間とって再訪したい。

ルートはGoogle マップさんに高速道路、有料道路を選ばないと言う条件で検索した道を基本的に走る。奈良からは四条畷の峠を越えて大阪に入る。大阪市内はモノレールと高速道路に平行に走る一般道を通った。一部渋滞していたが基本的には飛ばせる道だった。大阪都心部をうかいして宝塚、神戸の北部、三木市、小野市など山の中を走り姫路へ至る。

当初岡山まで走るつもりであったが疲労が蓄積してきたし西日が眩しくて走りにくいので姫路にホテルを取ることにした。じゃらんで当日のホテル検索したところホテル姫路ヒルズが4980円朝食付駐車場代込みに予約した。今月中に切れてしまうポイントを消化するのも目的。f:id:fretta2019:20211028205715j:image

f:id:fretta2019:20211028205725j:imageBBHグループが古いホテルをリニューアルして営業している。部屋はそれほど狭くはなかったが什器はかなり古そう。安く上げるためにミニマムの設備。ホテルでパイプ椅子は他に見たことがない。清潔感も完璧ではないがこの値段なら仕方がないか。美点としては防音性能が高く隣の音が聞こえない。またWi-Fiが非常に早くて快適。

本日の走行距離305km。

povo2.0 は二日間で0.46GB 使用済み。

f:id:fretta2019:20211029073000j:image

無料の朝食会場はカレーライスがメイン。ご飯、おかず、卵、豚汁など一応品数は揃えている。

ホテル姫路ヒルズは値段なりの宿泊体験。

 

西日本周遊出発

10月27日

マリーンズ結びの二番のチケットは買えなかった。クライマックスシリーズに進出するのは確定したがマリンスタジアム開催試合のチケット代はダイナミックプライシングでめちゃめちゃ高いチケットになるだろうからスタジアムでの観戦はしなくてもいいかなぁと旅行に出かけることにした。四国、九州から中国地方へ日本100名城のスタンプを集めながら車で回る予定。

朝10時ごろに出発しようと思っていたが出かける間際にiPhoneiOS 15ソフトウェアアップデートが来ているのに気づいた。慌てて自分のiPhoneと母親のiPhone二台のアップデートをしていたら30分以上時間が経ってしまった。おかげでiPhoneの充電器を持つのを忘れていたことに気付いたのは怪我の功名か?結局家を出たのは11時過ぎてしまった。

基本的に高速を使わず一般道を走るが、神奈川県内は慢性的に渋滞してるのと出発が遅くなった分時間を取り戻したいと言う気持ちで首都高神奈川線大師から保土ヶ谷ICまで720円、そのまま横浜新道260円、西湘バイパス220円を乗り継いだ。西湘バイパス国府津インターチェンジのパーキングエリアは大規模工事中。建物は全てなくなっており駐車場は半分位と仮設のトイレがあるだけになっていた。

箱根の峠を越えて三島からの富士山は雲に隠れている。f:id:fretta2019:20211027222520j:image

延々と国道1号線を走る。バイパスは快適。

f:id:fretta2019:20211027222531j:image
国道1号線から23号線のバイパスは浜松から愛知県にかけて渋滞していた。帰宅渋滞でやろうか?出発が遅れていたこともあるが今日の目的地刈谷パーキングエリアに到着するのは20時過ぎそうな状況。調べたところ刈谷パーキングにある温泉は21時までと言うことなのでゆっくり入ることができない。そこで予定を変更して手前にある岡崎楽の湯温泉に入った。平日入湯料800円のところJAF割引で750円。f:id:fretta2019:20211027222540j:image広大な駐車場がかなり埋まっている。館内も大勢の客で賑わっていた。種類の違う2つのサウナ、ジェットバス他浴槽4、5個と広い。特筆すべきは露天風呂がとても広い。岩を模した巨大な造形物の周辺に浴槽がいくつも配置されている。子供は大はしゃぎで楽しんでいる。

千葉ロッテマリーンズ楽天に1対2で敗れ惜しくも今季の優勝を逃してしまった。消化試合なしでほぼ最後まで優勝争ったのでシーズン最後までペナントレースを楽しめた。

f:id:fretta2019:20211027222548j:image

22:00刈谷パーキングに到着。併設されている「かきつばた温泉」は23時までの営業だった。当初予定通りに20時に到着していたとしてもゆっくりできていたはず。なんの情報を見間違えたのだろう?

iPad miniGoogle Mapsのみ使用のpovoは1日で0.36 GBも消化してしまった。以前iijmioで同様の使い方をしたときには1日0.1 GB位しか使っていなかった。どうしてこんなにデータ使用料が違うのだろうか。

本日の走行距離370km。温泉に寄ったりもしたが所要時間約11時間。

刈谷パーキングにて車中泊バイクがブンブンとうるさい音を立てていたが、疲労していたのかそれにもかかわらず結構眠れてしまった。

 

 

解体現場少年

我が家の目の前の保育園が経年により建て替え工事を実施している。
3月までに新しい園舎を建築しおわり、4月からは既存の園舎の解体工事が始まった。コンクリート造3階建ての園舎は解体するにも何ヶ月もかけて実施している。

いつの頃からだろうか工事の騒音振動・ホコリに耐えつつ、工事現場の入り口に張り付くようにして覗いている少年に気づいた。小学校の3・4年生くらいだろうか、重機に興味があるのかじーっと工事の様子を眺めている。少年は学校が終わると直ちに来ていた。

夏休みに入ると朝8時半の工事開始から夕方16時半の工事終了まで頑張るようになった。ある土曜日の作業の終了間際に重機の運転手が少年を現場内に呼び寄せ運転席に座らせていた。少年は喜んで運転席にすわっていた。そのうち少年は現場出入り口の警備員老人と仲良くなりパイロンで区切った敷地内入り口の区画に入らせてもらっていた。重機の作業が終わり新しい園庭とその附属施設の建設工事が始まる頃には、少年はヘルメットをかぶりなにやらスコップや箒で作業のマネごとみたいなことをし始めていた。

9月に入り夏休みが終わったであろう頃になっても少年の工事現場通いは続いた。8月中と同じく朝から夕方まできっちりと作業の時間には現場に入り浸り、寝坊や遅刻もしない。小学生にして不登校なのだろうか?両親や学校は公認しているのだろうか?警備員の老人は親と話はつけているのだろうか?疑問は尽きないが少年は相変わらず溌剌と活動している。小学校で習う事を飛ばして、大人になってから困ることはないだろうか?とはいえ不登校で繁華街やゲームセンターに出入りするよりは工事現場に居るのは周りの大人からすれば安心だろう。

家は徒歩圏なのだろうが、自転車で通ってきていて最初は歩道に停めていたのが、そのうち近くのローソンに停めているなとおもったら今や現場敷地内に駐輪場所を確保してもらっている。家から梨を剥いて持ってきて、作業員に差し入れたりもしていた。

10月いよいよ新しい園庭・クルマ寄せの工事が完了した。工事現場警備員の老人と少年はどこに行ったのだろうか?

ある日、新聞の投稿にあれっと思った。我が家の目の前の工事現場でずっと観察していた少年の話みたいだなぁと・・・。どうも御当人のお母さんが投書していた。なるほど事情がだいぶ理解できた。我が家から猛暑にもめげずに「じとー」っと解体を見つめていた少年。我が家前の工事現場が終了しても次の居場所が見つかると良いね。

 

10月25日 ロッテ 7-15 ソフトバンク

元は10月17日予定試合が雨で中止したため、振替開催された月曜ナイター17:45試合開始。真冬並に寒いくもり空の一日で夜からは雨が降り出す予報。なかなか出動する気持ちになれず、ようやく重い腰を上げて球場に到着したときには17:20になっていた。ファンクラブデー来場特典配布に行列が伸びていた。残り4試合で優勝マジック3。優勝争いをしているためダイナミックプライシングという変動価格制でバカ高い値段にチケット価格吊り上げられているにも関わらず客足好調。コロナ禍で1万人に制限している座席数がほぼ売り切れている模様。できればVS席、SS席が良かったがあっという間に完売してIS席となった。

f:id:fretta2019:20211026075556j:image10分待ちでゲットしたのは安田尚憲くんのボブルヘッドと益田のカード。スマホで集める電子カード?なるものもあるみたいだけど昭和な私はカードは紙がないと落ち着かない。

f:id:fretta2019:20211026160116j:plain

 期待を集めたマリーンズ先発は美馬。

f:id:fretta2019:20211026155940j:plain初回はなんとか0点におさえたものの、二回1死からエチェバリアの送球エラーを皮切りに牧原、甲斐連打、リチャード犠牲フライ、柳町、三森、釜元、栗原と更に4連打を浴びる大爆発炎上、早くも降板してしまった。後を継いだ岩下もデスパイネにタイムリーを打たれ2回表だけて7失点。早くも試合が壊れてしまった。東妻、田中も失点し合計20安打15失点。見るも無残な結果になった。

ソフトバンク先発千賀は初回マーティンにソロホームラン打たれ、5回に安田、岡、藤岡の3連打で2点失うものの、大量援護のもと元気の無いロッテ打線を6回3失点でスイスイと10勝目を手に入れた。

ソフトバンク中継ぎから佐藤都志也5号ソロ、レアード29号2ラン打つものの焼け石に水。一体どちらが優勝を争っているチームなんだか・・・

5回裏19時半ごろには予報通り雨が降り始めた。チケットを買っておいてくれたCさんは謎の魚ダンスを見て早々に球場を後にした。点差がついているのと雨のダブルパンチで周りも帰り始めている人多数。

久しぶりにご一緒観戦の友人Tさんと大学生のお嬢さんとともに最後まで観戦となった。雨降るなか更に失点を重ねるロッテを見守る全かもめファンの皆さんは厳しい滝行を行っているようなもの。全員ドM認定してさしあげたい。(自分も含む)

f:id:fretta2019:20211026160246p:plain

公式HPから拝借

コロナ感染者数が落ち着いているということで球場内外でのアルコール販売がそろりっと再開された。販売中止期間中もノンアルコール飲料を売っていたので現場見ているだけでは気づかなかった。せっかくビール売り始めたのに真冬並の寒さに雨降りも重なり売上は伸びなかったろうな。

f:id:fretta2019:20211026171752p:plain

一方的な試合は3時間30分もかけてようやく終了。

f:id:fretta2019:20211026075610j:imageホークスはマリンでの最終戦かつ今シーズン最終戦となった。

f:id:fretta2019:20211026160029j:plain 退任が決まっている工藤公康監督を労いに孫正義さんと王貞治さんのビッグコンビが幕張来場。

f:id:fretta2019:20211026160055j:plain

雨中の記念撮影となった。

f:id:fretta2019:20211026160130j:plain

f:id:fretta2019:20211026160137j:plain

マリーンズ残り試合は27日仙台での楽天戦、29日、30日マリンでの日ハム戦。マジック3は変わらず。ひとつも落とさず全部勝てば優勝が決まるので死にものぐるいで頑張ってほしい。

2010年史上最大の下剋上のときも最後の3試合を全部勝てばギリギリCS出場という状況を奇跡的に勝ち抜いて日本一にまで上り詰めた。その3試合は全部マリン開催ではあったが・・・

自分としては残り試合いずれもチケット入手できなかったので、これが今シーズン最後のレギュラーシーズン観戦となった。ファンクラブの記録によると28回来場。7月11日雷雨中止の他は12勝13敗2分勝率[.480]という結果に終わった。9月22日以降最後の5観戦試合がすべて黒星で非常に凹む。さらに最後3観戦試合はいずれも二桁失点。自分が疫病神だとは思いたくないが、優勝を争っているチームが終盤の地元開催試合でこんな体たらくではポストシーズンが思いやられる。

追記:投稿後に確認したら9月28日ロッテ1-4オリックス戦の来場記録をつけ忘れていたことに気付いた。結果修正すると今シーズン29回来場。最後の観戦試合6連敗、12勝14敗2分勝率[.462]・・・orz

f:id:fretta2019:20211026163940p:plain

f:id:fretta2019:20211026174003p:plain

10月24日ヒロインだった田村。10月26日には出場登録抹消されてしまった。なにか怪我でもしているのだろうか?残りの3番のキャッチャーは加藤匠馬、柿沼、佐藤都志也の三人体制。f:id:fretta2019:20211026174454p:plain

おまけ。9回表なぜか佐藤都志也ライトの守備につけられていて球場騒然。佐藤は初めてのライト守備だったらしい。ライトフライを怪しい追い方しながらもなんとか無事に処理して一安心w。

tv.pacificleague.jp

追記:

full-count.jp