自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

変な家 雨穴

変な家 雨穴
まるで監禁するかのように窓のない子供部屋、秘密の通路らしきスペースなど普通の家にはありえない構造を持った家の間取り図。これを目にしたオカルト専門のフリーライター。その間取り図の家を調べ始めて知ることになった驚くべき物語。

244ページの単行本だが、間取り図に多くを割いているため文字数は非常に少ない。1,2時間で読める文章量。
SNS世代?の特徴だろうか、ぶつ切りの文章で登場人物の心情描写浅い。
殺人事件の描写でその動機も納得できないし、実行力にも疑問。
読了してもカタルシスは得られなかったし、感動は少ない。
話題になっているのか、図書館に予約してから半年待ちでようやく手にしたが、個人的にはそれほど面白いと思わなかった。