新城駅前1545発肘折温泉行きバス。小さいバスのわりに8人もお客さんが乗っている。駅前を出発してから、途中のバス停でもさらに2人の学生を拾った。10人乗ってもまだあと何人か乗れそう。肘折温泉まで行く観光客は私と老夫婦1組。その他の皆さんは途中の集落で降りた。地域の足となっている村営バス。大蔵村集落を通りながら山へ向かう。しっかり除雪はされていて、路面はウェット、両側の雪の壁が高い。長いトンネルを抜けて鉄骨構造巨大ループの道路をかけ降りると肘折温泉に到着。バス料金600円現金で支払い。車1台がやっと通れるような狭い道の両脇に湯治宿が立ち並ぶ。バス停の目の前に酒屋さんカネヤマ。長旅の自分を労い角打ちコーナーで生ビール500円越え。地元のおじさんも1人ビール飲んでいた。このところの大雪のニュースで何度も耳にした。肘折温泉。積雪2メートル越えのデーターだったけど、除雪がちゃんとされているので、行動には困らない感じ。本日の宿は三春屋旅館。1泊2食10400円から全国旅行支援で2080円割引8320円。割引率は年末が4割だったところ、2割に減ってしまった。
階段登って3階「か月」にチェックイン。宿内あちこちに常備されているのがガムテープ。夏場の虫対策??山形のクーポンはスマホのブラウザで使用。いままでいくつもクーポン使ったけど、市場最悪に使いにくかった。2000円分もらえて地元のワインを購入。Wi-Fiはまあまあ。このような案内は部屋にも出しておいて欲しいんだけどなぁ。部屋からわざわざフロントまで降りてようやくみつけた。3階の温泉「滝の湯」シャワー・蛇口は一箇所。年季を感じる巨大な岩?が鎮座。豪華な夕食。地元の食材かな?どれも美味しかった。階段で持ってきてくれて部屋で食べるシステム。たしかに宿泊者が集まれる食堂スペースが見当たらない。欠けてる食器があるのはご愛嬌?一階の温泉。蛇口は無し。泉温高くて長湯できなかった。蛇口・シャワーなし。お湯につかるだけですな。朝食も豪華でお腹いっぱい。トイレも年季を感じる。温水洗浄便座でありがたい。どこをとっても昭和な香りがする年季の入った建物。壊れたままになっている設備とか、整備用の道具が客の目に入るなどいろいろと洗練されていない。とにかく古いのが特徴でいまでも現役で使われている博物館といった雰囲気。そういえば子供の頃はどこもこんな感じだったかなぁと思い出させてくれた。私より少し年長だろうか?癖の強そうな宿主はフロントに昔懐かしいCDをたくさん展示して、流している。なにからなにまで個性の強い宿だった。