韓国映画
ソウル発ホノルル行きのSKY KOREA 501便、機内でバイオテロ発生、次々と乗客・乗員が致死性のウイルスにより死んでしまい機内はパニックに。娘と共に乗り合わせたジェヒョク（イ・ビョンホン）は昔の事故がトラウマになっている元パイロット。操縦士の危機を決死の思いで助ける。一方、ベテラン刑事のク・イノ（ソン・ガンホ）は妻が乗客として乗っているのを知り地上で大活躍。
【以下 ネタバレ注意！！】
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＊緊迫感を演出しているつもりだろうけど、最初から最後まで手持ちで過剰にブレブレの映像。画面酔いで気持ち悪い。
＊客室で異変が発生、機長一人を操縦席に残して副操縦士は延々と事態の対応。
＊エアラインのオペレーションセンターに警察官、国土交通大臣が結集して臨時会議。あれこれ飛行機に指示！？
＊一人で操縦していた機長が体調急変したとたん、飛行機は海面へ向かって真っ逆さまにスパイラルスピン。オートパイロットは外れちゃった？
＊飛行機が激しく揺れて天井に打ち付けられたCAさん、あれで無事なの？？
＊対応の相談するためキム・スッキ国土交通省大臣（チョン・ドヨン）が臨時便でアメリカへ向かうべく臨時便を出発準備！結局直前で出発取りやめるけど、アメリカに到着する前に501便はどこかに着陸しちゃうんじゃないの？
＊ハワイ上空間近で米国政府に着陸を拒否され韓国へ引き返す。そんなにたくさん燃料積んでるの？？
＊その状況で「非常事態」宣言していないの？
＊微細な内容までTVが放送でタイムリーに報道！？それを客室内スマホでライブで受信？？
＊韓国内で外資系製薬会社敷地内に警察が入る！入れない！と門前で大乱闘。警察入構にそんな抵抗できるの？
＊感染者は後方へ、無症状の人を前方へ移動させて隔離する！と騒いでいるけど、狭い機内はあっという間に全員感染するんじゃないの？
＊「非常事態」宣言しているのに、日本政府から着陸拒否。領空外へ退去を要求される！
＊それでも成田に向かおうとしたところ自衛隊機に威嚇射撃される、さらに着陸を試みてRWY上空で自衛隊機と空中正面衝突寸前！！
＊あきらめて韓国の空港へ向かうも、デモ隊が結集して着陸阻止？そんな瞬時にデモ隊って行動できるわけない。デモ隊に着陸阻止できるような実行力あるわけない。
＊40人死亡、残り100人近くの人たちが全員の総意で韓国への着陸を諦める？？いろんな人間居るのに100人近くの人達が意思を統一できるわけない。
＊ワクチンの効果を確かめるため自らに打った警察官。そんな短時間で効果わかるの？
＊操縦席は管制官との通信を途絶！！
＊決死を覚悟した乗客が機内からスマホのビデオ通話で家族にお別れ通信？？？
＊操縦席と連絡取れないときは乗客のスマホで連絡をつける！
＊燃料切れて滑空して着陸しているのにスラストリバーサー？？オートブレーキ？油圧が使えちゃうの？
＊他の人達は健康に回復しているのに、警察官だけ後遺症で苦しんでいる？？
基本的に飛行機モノはあちこち有り得ない所が見えてしまうので観ないのだが、予告編が面白そうだったのでイオンシネマ市川妙典にて鑑賞。141分の長尺もあまりにも酷い出来で驚いた。どれもこれも嘘八百で笑ってしまうレベル。突っ込みどころ満載というよりも突っ込みどころしか無いという感想。意外にも30人くらいもの観客いて驚いた。皆さんどんな印象だったんだろうか？
途中離席するべき映画だと判断したけど、どこまで大嘘を追求するのかを確かめるべく最後まで鑑賞したwww。
こんな酷い映画にソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨンの豪華共演は無駄遣いだ。よくぞこんな作品の出演に応えたものだわ。
B級でも面白い作品はたくさんある。それら以外も含めて遥かに下回る出来の酷い内容。個人的にこの数年でのワースト映画ランキング上位間違いなし。
