1月13日(木)
強い冬型の気圧配置、強い寒気で北海道から北陸では大雪の恐れ。不要不急の外出は控えるように、と脅すかのような天気予報。
慎重な人なら取り止めるだろう。そんなタイミングに「大人の休日倶楽部パス」を使って乗り鉄旅行決行することにした。「大人の休日倶楽部パス」は15270円、JR東日本全線および第三セクター会社線に4日間乗り放題の大変お得な切符。
荒天が予想される中わざわざ出発するのは個人的な事情で日程をずらせなかったので。また自身初めて訪問する佐渡ヶ島。フェリーが運航できるかどうかというレベルの真冬の日本海側の厳しい気象条件を体験してみたいという気持ちもあった。
佐渡への交通機関佐渡汽船、昨日はフェリー、ジェットファイル全便欠航していた。本日もジェットファイルは全便欠航。夜のフェリーは就航未定。朝と昼の便は運航するみたいなのでとりあえず新潟へ向かった。
東北新幹線は郡山駅でのポイント故障ということで運行が止まっていた。東京駅は大混雑というほどでもないけど足止めくらっている人多数。上越北陸新幹線は東北新幹線乱れてる影響で数分遅れているが、ちゃんと運転されていて助かった。
定刻08:24とき307号新潟行き。E7系12両編成。50%くらいの乗車率だろうか?結構たくさん乗っている。全座席コンセント、イマイチ繋がるスピード遅いけどWi-Fiもあって快適。北関東はよく晴れてたけど、当然ながら上越トンネル抜けると大雪で真っ白な世界。
上越線他多数列車運休してる。
新潟駅10:26定刻到着。東京駅から二時間ちょうど。ホント新幹線早い。ワープしているといってもいいレベル。
越後湯沢と違って新潟駅では雪降っていなかった。積雪もゼロ。新潟市は「佐渡ブロック」といって季節風を佐渡ヶ島が遮ってくれる。
新潟駅万代口は大規模工事中。もうかなり長い期間工事している。
特徴的な駅前バスターミナルも後数年でお役御免。長い工事はいよいよ来年には終わるらしい。
佐渡汽船ターミナルまでは路線バスで10分/210円suicaで支払える。
フェリー出港時間までは余裕を持って到着したので、周辺を散策。佐渡汽船ターミナルから歩行者専用デッキでつながっているのが国際コンベンションセンター「朱鷺メッセ」(ときめっせ)。日航ホテルが入っている高層ビル31階は無料の展望台「Befcoばかうけ展望室」
生憎の天気だけど視界は良好。新潟市を一望にできる。
併設されてるレストランではJAF会員割引で一品50円割引。ソフトクリーム400円のところ350円だった。
佐渡汽船「おけさ丸」。定刻11:45のところ遅れて12:10に入港。
強風、荒天、荷物の積み込みに時間がかかっているからとのこと。天気悪いので少々おくれるのは仕方ない。安全運航ありがとうございます。それほど混んでいないだろうと予想してじゅうたん雑魚寝の2等2810円を購入。安上がりな自分にはこれで十分。1等は4870円もする。ちょっと見た感じではその値段の差の価値は感じられなかったな。
到着が遅れた分、出発もそのまま遅れた。定刻12:35のところ12:56出港。海上時化で気持ちのいいクルーズとはいかず。それなりに揺れるなか結局ずっと寝てた。新潟港から2時間25分。寝ているうちに連れて行ってくれるのでありがたい。両津沖にてケータイ国盗り合戦「佐渡地域」を統一!!。新潟とちがって両津にはしんしんと雪が降っていた。どんどん積もっていく。
両津港からは路線バスに乗車。便数が少なく限られていて不便なのは承知の上。レンタカー借りると料金それなりにかかるし、雪道の運転はしたくない。新潟交通佐渡のバス乗り放題2dayパスが2500円。なんとハイテクな事にスマホアプリ・クレジットカード決済で購入できる。画面を運転手さんに見せればOK!2dayパスにて割引になる観光施設も多数。
便数が少ないバスと乗り継ぎ待ちもあってフェリーが入港してから2時間半。ようやくたどり着いた「佐渡ベルメールユースホステル」到着時はまったくなかった積雪が一晩降ってうっすら積もっていた。
一泊二食ユースホステル会員割引で6300円。この値段で豪華なお食事。地元のお米が大変美味しかった!佐渡は水がいいのでお米が美味しいとのこと。おかずなくてもお変わりいける。広い佐渡ヶ島の田んぼも広い。山沿いの棚田のお米もこれまた美味しいらしい。