8月11日
5時45分、目が覚めて起床。顔を洗うだけで6時半ごろに出発。国道4号線を南下岩手方面に向かう。どんより低い雲が立ち込めて天気は相変わらず雨が降ったりやんだりを繰り返している。前日の室蘭周辺の大雨に比べればずっとマシだが、それにしても鬱陶しい。
十和田市で燃料を給油。@149円、19.85L、2958円、579.0km、29.2km/L。
八戸市で久しぶりのマック。ソーセージエックマフィンのセット350円(クーポン使用で100円割引)。北海道では見かけなかったし、たまに食べたくなってしまう…常習性になるような成分が仕込まれているに違いない。
なぜか無料で供与されているので、八戸南インターチェンジから三陸自動車道に乗った。2020年の地図では階上(はしかみ)から侍浜(さむらいはま)間はつながっていないように記されているが、すでに工事終了し供与開始されていて久慈までつながっていた。三陸自動車道は所々で未開通部分があるが、どんどん工事が進んでいるようすがうかがえる。全線開通もそれほど遠くなさそう。海岸から離れた山の中腹をトンネルで貫き巨大な橋で繋がれた三陸自動車道は標高が高い所を走っている。山に張り付いている雲が近い。
久慈市の周辺はまだ三陸自動車道が完成していないので既存の国道45号を走る。街と海を隔てる巨大な堤防が壁のように立ちはだかっているのが異様。漫画の進撃の巨人の壁？
三陸自動車道は山の間を縫って走っているので、サービスエリアを作る場所がない。その代わりとなるであろう道の駅が要所要所に作られてはいるがインターチェンジから2.5キロとか看板に表示されている。場所によってはインターチェンジから10キロもあるようなところもあり、急いでいるがちょっとした休憩をしたいと言う要望には応えられなさそう。
休みたい頃に通り掛かったので道の駅山田で休憩してみた。特に意味はないがちょうど行きがけにも寄ったところ。家族連れの客が多いのはお盆休みになった人が多いのだろうか。
道の駅山田でめかぶうどん450円。
三陸自動車道の無料区間は成瀬奥松島まで。そこからは再び一般道を南下する。今日の宿泊は福島市。どんなルートを取るか悩ましいところである。Google マップが提示してきたのは仙台市海側に大きく迂回して名取市で国道4号に合流すると言うルート。仙台市内の渋滞で時間がかかるエリアを迂回すると言うのはいいアイディアだがそのために塩竈市の住宅街商店街を抜けると言う私には思いつかないアイディア。峠越えの狭い道を走るのは構わないが人や車が多い街中の通りを抜けるのは勘弁してもらいたい。
蔵王町で本日2回目の給油。@143円、15.73L、2249円、452.5km、28.8km/L。八戸から松島まで高速道路80キロ前後で飛ばしていたため燃費が落ちるかと思ったが意外とそれほどでもなかった。
本日の走行距離556km。ずっと小雨模様が降る中頑張って走り通した。
宿泊は福島グリーンパレスホテル。
どこか適当なところで車中泊したほうが安上がりなのだが、いままでの経験から首都圏に近いほど車中泊に適したところは少なくなる。じゃらんの今月末までが期限のポイントを消化する理由もあったので・・・じゃらんの「本日の宿泊」で選んで素泊まり4100円という値段設定。そのうち1200円分をポイントを使い実質2900円の支払い。値段からして安いビジネスホテルかなぁと想像していたところ、福島駅すぐ近く位置していて主に結婚式や宴会などに使われているホテルらしい。新しい建物ではないが丁寧に使われていて気持ちよく泊まれた。駐車場が無料だったというのもありがたい。ホテルを探していて「あ！安い」と思っても駐車場料金を別に500円とか1000円などとかかるところが多いので探すときは注意が必要。
夕食は一階の「レストラン楓」にて、宿泊者限定「シェフの手作り本格カレー」500円。ホテルが推しているとおり、とてもおいしかった。
広いとは言えないシングルベッド1つのミニマムな部屋。
当然ユニットバストイレ装備だが、これとは別に4、5人ほど入れる中浴場？が客室階に用意されていた。2畳ほどの浴槽と3人くらいの入れるサウナ。広大な大浴場ではなくても足を伸ばせて入れるお風呂があるのはありがたい。Wi-Fiが一応用意されているがつながりがいまいち安定しないのが玉に瑕だったw。やはりこのような施設の点では新しいホテルに分がある。
