8月10日
激しい雨が打ちつけている。昨夜からずっとこんな感じで降り続いている。函館市では24時間の雨量が平年8月一ヶ月分を超えたらしい。JRは多数の路線で運転見合わせになっている。6時の時点でまだフェリーは欠航の情報が入っていないのでとりあえず函館へむかう。
35mmの降水というデータ。顔を洗うためにちょっとだけクルマを降りるのに怯む。駐車場、トイレへ向かう道筋はあちこち深い水たまりに。室蘭では大雨警報、土砂崩れ警報が出てて、道路の一部も大きな水たまり。さすがに周りのクルマもスピードを落としてるなか少々ビビりながらもゆっくり出発。国道37号は一部大きな水溜りというよりも冠水してるような状況。恐る恐るなんとか走り出して、長万部から国道5号八雲まで到達。南下するにつれて雨は少し弱まって助かった。セイコーマートで朝食。コーヒーと店内キッチンhot shefの明太マヨおにぎり200円。一般的な100円おにぎりの倍近いボリューム。保温器で温かく保たれてあり超美味しい。hot shefのお弁当も美味しいし、道内で全国チェーンのコンビニに行くのはつまらない。
室蘭発着のフェリーは欠航しているらしい。函館大間路線のこれまでの便は欠航で、自分が乗る予定の便からは天候調査中。さてさて。
森町を経由。お友達の森さんに写真を送る。
大雨降りしきる中、函館に無事到着。やれやれと思ったら予定のフェリーが欠航されてたorz。11時の時点では欠航になっていたらしい。チケットを予約購入したときにはEメールを登録してあるので欠航になったらその旨メールが来るかと思っていたが何の連絡も無しだった。こういう点では航空会社は進んでる。津軽海峡フェリー函館港ターミナルは空港みたいw。
カウンターで青森行きフェリーに振り替える追加料金4300円を支払い、14時10分青森行きに乗ることにした。もともとは15時発大間行きに乗る予定だったところ余裕を持って出発3時間前にターミナルに到着する大人な行動がスムーズな振り替えを実現した。一昨日事前ネット購入一割引13000円で買っていたので、合計17300円。一応事前割引料金になっているみたい。もっとも手続を担当した若い女性は極めて事務的でクールな応対。「欠航ですが何か?」という感じだったw青森行きのブルードルフィン号はでかい!なんと車両甲板が二階建て、船内に上階へ続くクルマ用のデッカいスロープが鎮座していて驚いた。。大間行き予定からの振替もいるのだろうが、車両も多そう。定刻14時10分ぴったりに出港、こんなにデカイ船で定時運航は見事。船に乗ればホンモノの安全・安心。ぼやっとしている間にどんどん進む。
定刻に青森港に到着。到着20分ぐらい前には車に戻るようにとのアナウンス、入港作業を見れないのは残念。入港すればたちまち岸壁を結ぶスロープが降ろされあっという間に車が上陸する。
本日の宿泊地浅虫温泉の「道の駅ゆーさ浅虫」へ向かう。まだまだ雨が降っていてかつ暗くなっているので運転しづらい。その割には周りの車はずいぶん飛ばす。
定食屋やっちゃんで夕食。というのも他に選択肢がほぼ無い状況。一般的な旅行客は二食提供される旅館に泊まるのだろう。野菜炒め定食700円。店の内外装、雰囲気どれをとっても昭和な懐かしい感じ。壁の角、天井近くにもう映らなさそうなブラウン管テレビが鎮座していた。野菜炒め定食の味も期待を裏切らない懐かしい味。昔ファミレスとかができる前に食べたような定食屋の味。
道の駅5階には「展望浴場はだか湯」入湯料360円。方言で表示された入場券自動券売機。
一応温泉みたいなんだけど、それほど温泉ぽくないお湯。浴槽は2つで熱めのお湯とぬるめの湯。設備は以上で露天風呂なしサウナなし、シャンプー、ボディソープの用意なし。と言うことで必要な人は自前で持ってくるもしくは窓口にて購入することになる。温泉と言うよりは地元の人が使う銭湯と言った感覚。展望風呂ということだが水平線上に点々と連なる青森方面の光が遠くに見えるだけだった。浅虫温泉に来たのでせっかくならもっと温泉ぽいお湯に入りたかった。
道の駅の駐車場、自分が到着したときには外に車いなかったのに風呂から上がる頃には4,5台駐車してきた。あまりバタバタしないでくれると助かるのだが。
本日の走行距離210km。
深夜1時ごろバイクが駐車していて目が覚めた。雨が降る中何しているのだろう?トイレにでも行っていたのだろうか?10分ほどアイドリングしてから出て行った。バイクの音はうるさい。駐車中エンジンかけておく必要あるのだろうか?うるさくて迷惑。