現在も小さな漁港としての機能はあるようだが大規模な開発にはさらされていない。非常にきれいな海水が岸壁まで静かに佇んでいる。対馬の入り江ととても良く似た雰囲気。距離はあるが確かに日本海を隔てて相対する位置になる。
江戸時代の様子を伝える施設「鞆館」は冬季閉鎖で残念ながら内部は見学できず。とはいえ周辺の家並みも含めて古い時代からあまり変わらないらしい。
温泉津温泉隣接する入り江が「沖泊」(おきどまり)。こちらも鞆ヶ浦同様石見銀山の積出港として使われていた。
沖泊のほうが鞆ヶ浦よりもさらに静かで静謐な感じ。人影も見えない。海水が超絶きれい。
沖泊からは徒歩20分くらい、温泉津温泉街。
昔からの町並みが残っていて「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されいてる。温泉宿街も営業していてそれなりに観光客がいる様子。とはいえ営業していない店舗も多い。半分くらいは閉まっている。コロナ禍が原因だろうか?
石見銀山はスルーしてしまったが、なんとなく雰囲気は似ているのかな?