自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

ブラック・ショーマンと覚醒する女たち 東野圭吾

ブラック・ショーマンと覚醒する女たち 東野圭吾

2024年9月22日読了
隠れ家的バー「トラップハンド」のマスター神尾武史はマジシャンとしてアメリカで活動していた過去があるらしいが、謎に包まれている。
姪の神尾真世はリフォームを専門としている建築士
真世の客をはじめ「トラップハンド」を舞台に窮地に陥ったり、人生に迷っている女性たちに救いの手を差し出す神尾武史はさながら人間関係をも解決に導く華麗なマジシャン。


『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』に続くブラック・ショーマン第二作。
他の東野圭吾作品同様読みやすい文章でさくさくあっという間に読了。
よくぞこんな奇抜な発想ができるものだと感嘆させられた。
とても良くかけているエンターテイメント小説。
特に「リノベの女」「相続人を宿す女」は秀逸。
図書館で7ヶ月待ち。