えちごトキめき鉄道高田駅に手作り感満載の周辺案内図。駅前ロータリー真ん中には変わった構造物。駅前にも雁木がくっついている!雁木が残された町並みも味わい深い。現役で営業している日本最古の映画館「高田世界館」を外観鑑賞、明治時代に建築された町家を再生した「町屋交流館 高田小町」(無料の展示施設)などをぶらぶらと散策。
駅案内図で紹介されていた「讃岐うどん房鶴越」でお昼にしようとしたらなんと店外に行列ができていて何分待つのか不明。同じ通り沿いで徒歩すぐの「澤田そば屋」が待たずに座れたのでこちらで冷やし中華830円を頂いた。PayPayにて支払い。食事のあとのデザートにハッピーターンや一口チョコレートが差し出されてびっくり。働いているのがあんまり元気そうでないおじいさん、おばあさんばかり数名・・・あと何年営業できるのだろうか?旧第四銀行高田支店は「高田まちかど交流館」として無料観覧できる。昭和6年築鉄筋コンクリート造の重厚な建物で応接室など見学できる。なにかイベント開催するみたいで準備に忙しそうにしていた。
明治43年築「旧師団長官舎」も無料で観覧できる和洋折衷の木造建築。一部レストランとして営業している。予約していればランチをいただけたのに・・・味わい深い明治の建物でのランチなんてなかなか体験できない。ちゃんと下調べしないといけないということ。旧師団長官舎からだらだら徒歩20分くらいで高田城三重櫓に到着!上越市立歴史博物館と共通観覧券620円。現金のみの支払い。三重櫓内には中心に現代的な螺旋状の階段。「平成5年(1993)に史実に基づいた木造構造建築による復元」と自称しているけど、そんな印象は全く受けない。一応木造で土足禁止、しかしながらキレイな櫓内では江戸時代を感じるような要素まるで無し。櫓最上階でも周囲の木立が高くて展望望めず。続日本100名城スタンプは三重櫓を出てすぐ、管理棟にてゲット。これにて続日本100名城の57城目!三重櫓にたどり着いた頃からだんだん雨が強まってきた。紫陽花が喜んでいるけど、自分は足元が濡れて気分が下がる。高田城は本丸跡が上越教育大学附属中学校として利用されていて散策できる範囲が大幅に制限されている。復元三重櫓も時代考証がおかしいというか足りないし、三重櫓脇のお掘りには江戸時代に無かった通路を作っていたりなどなど、なんか歴史的経緯を大事にしていないような印象。
有料の上越市立歴史博物館は平成13年にリニューアルしてキレイにはなっているのだけど、展示物は入場料に見合う価値があるのかな?
お城好きの私としても三重櫓・上越市立歴史博物館よりは旧師団長官舎や雁木通りのほうが味わいがあって好みだった。
博物館出る頃には土砂降りの雨になってしまった。高田駅までは徒歩20分くらいなのだけど、ずぶ濡れになるのは嫌なのでお金の力を発揮!タクシーを呼んで駅まで乗車、ほんの1.5kmくらいだけど900円クレジットカードで支払い。
高田駅からえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに二駅10分乗車、北陸新幹線上越妙高駅に乗り換え。
ギリギリ予定していた新幹線の前の便に乗れそうだったけど、みどりの窓口に行列ができていて変更できなかった。大人の休日倶楽部パスで発券した切符は指定券券売機では変更できないみたいなんだよな。えきねっと限定で売り出されている割にはいろいろと中途半端。eチケットならスマホで簡単にできるのにね。仕方ないので当初の予定通り上越妙高駅15:55発はくたか568号に乗車。17:52東京駅到着。行きは3時間以上かけて到達した高田駅から実質2時間10分くらいで帰ってきてしまった。