遺伝子操作により人体改造され殺人兵器となってしまった少女をシン・シアが演じる。
韓国済州島の秘密研究所が襲撃され皆殺しに遭った。そこから1人の少女だけが生き残る。少女は牧場主のギョンヒとその弟デギルとめぐり逢い、少しずつ人間らしい感情が芽生え始めた。しかし、彼女の命を狙う工作員や超能力者集団、犯罪組織のチンピラたちが牧場を舞台に壮絶な殺し合いに・・・。
「The Witch／魔女（2018年）」の続編ではあるものの、前作を見ていなくても問題は無い。と言うべきか物語展開は特に凝っている点はない。あまりにもレベルが違って、強すぎる主人公の超能力少女が追ってくる秘密組織集団や、超能力者軍団を文字通り瞬殺してしまう場面のCGが最大の見所。正直大味だし前作ほどの上手い出来ではないなぁと言う印象。また劇場での鑑賞前にYouTubeでほとんどの見どころを見てしまっていたので全体の筋を確認したといった劇場体験。
それにしても肝心の戦闘シーンは夜間の撮影のうえ黒ずくめ・黒マスク姿の超人たちが目にも止まらぬ速さで瞬間移動。超人を表現するにしてもどのように超人なのかわからない。ナイフで刺されても死なないし、銃で撃たれても死なない。しかも、登場する組織が似たようなのが入り乱れている上、似たような顔した登場人物たちが多くて個体識別不可能。結局なにがなんだかわからない状態。
オーディションで選ばれた主人公シン・シアを鑑賞するためだけの1本といった印象。とはいえセリフもほとんど無く魅力を表現しきれていない。全体的に作り込みが雑な感じのする凡作。せっかく面白そうなモチーフなのだし第一作は良かったので、もう少し丁寧に制作してほしかった。
続編を示唆するエンディングだったので第3作がいずれ公開されそう。第1作から第2作までの間に4,5年もの歳月が経ってしまっていたので、続編を出すならば3年ぐらいのスパンで出してほしいものである。
イオンシネマ市川妙典にてイオンオーナーズカードを提示して鑑賞したのでその特典：1000円で鑑賞券を購入できた。最近知ったのだが、オーナーズカードを提示して購入すると特典としてポップコーンがついてくると言うこと。頂いたポップコーンが山盛りでびっくり、ありがたい。
オーナーズカードが昨年10月手元に届いてから以降も、何回かイオンミニオンズカード所持者特典1000円で鑑賞券を購入していた。同じ1000円だからミニオンズカードでも良いかと思っていたが、オーナーズカードで購入していればポップコーンをいただけたということで失敗だった。お得情報を「知らない」ということは損をすることだわ。
イオンシネマ市川妙典にはアップグレードシートが2列だけ用意されているて、500円の追加料金で座れる、前後間隔・横幅ともに広すぎる位のアップグレードシート。おまけに500円分のドリンクも付いてくるので、実質500円のドリンクを買えばアップグレードシートになると言う事。結果今日は1500円の支払いでアップグレードシートにドリンクとポップコーン付き。イオンシネマは他のシネコンに比べて非常にお得。
