自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

SLばんえつ物語、会津若松城

大人の休日倶楽部パス乗り鉄活動4日目。

信越本線新潟駅発09:19普通新津行きGV E400系3両編成。老朽化したキハ40系置き換えのため開発された新型車両。2019年8月デビュー。ディーゼルエンジン発電機を回し、駆動はその電力を使ったモーター。エンジン音はするけどキハ40のような荒々しさはなく電車のようにスムーズで力強いな走り。新潟県内で既にたくさん活躍してる。

始発から4駅間のみの短い運用。土曜日だからか子供連れた家族連れ含めた客多い、座席は全て埋まって立っている人もいる・・・と思ったら目的地は同じだった。f:id:fretta2019:20210911091522j:image

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JR東日本公式HPより拝借

 

新津駅で待っていたのはSLばんえつ物語。新津から磐越西線会津若松まで運転される。

www.jreast.co.jp

既に入線して黒い煙をもくもくと上げている。

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7両編成の客車、定員338名。全席指定席で指定券530円。乗車率も高くたくさん人が群がっている。皆さんSL大好きなようす。f:id:fretta2019:20210914173226j:plain

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SLばんえつ物語今回はなんとなく思いついて乗ってみたところ客多くて驚いた。SLに詳しくないけどもくもく上がる煙と音には気分上がる。子供だけでなく大人たちも喜んでる。SLばんえつ物語は1999年からの運転。客車もその当時に作られたのだろうか?エアコン完備でSLが活躍していたものではないみたい。

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客室エアコン効いていて快適だけど、逆に風情が失われているかもしれない。向かい合わせのボックスシートはピッチが狭くて窮屈。まあそれも雰囲気作りの一環か?それにしても高い乗車率ということもあり足を伸ばせなくてつらいものがあった。満席ではなかったのでボックスによっては二人しか座っていなかったり、途中で降りる人いたり。運の良し悪しで窮屈さは変わる。

コロナ感染拡大防止で1号車展望室は整理券配って時間区切っての利用となっている。それは理解できるけど、4号車展望室の座席はコロナ感染拡大防止のため使用禁止。そんな運用にしたら展望室以外が密になるのではないだろうか?

10:05新津を定刻に出発。駅員さん総出?でお見送り懸命に手を振っている。駅員さんだけでなく沿線の人たちも皆さん手を振っている。やはりSLは特別なんだなぁ・・・毎週走っているだろうけど、土日のルーティンか?手をふる人たち以外にも撮り鉄も多い。要所にでっかいカメラ構えている人多数w

トンネルに入るところとか要所要所での汽笛を盛大に鳴らしている。ある意味サービスだし、最高のエンターテイメント。花咲駅過ぎると渓谷沿いに走るトンネル多い、トンネルの合間に阿賀野川の水面が見え隠れ。

三川駅定刻の10:59になっても発車しないなと思っていたら「車両不具合発生した」とのアナウンス。遅れて申し訳ないといっているが、全員観光客なので誰も文句言う人は居ない。逆に整備士の活躍を見物して楽しんでいる。運転士の他に石炭係、整備士など多数乗務している。車掌さん、案内、売店、売り子さんなど客室もたくさん働いている。JR東日本は相当お金と気合を入れて運転しているのを感じる。

11:07三川駅を8分遅れ発車。途中運転取りやめにならなくてよかった。渓谷沿いの登りでも50km/h以上は出していた。意外とスピードがでる。蒸気機関車が老体に鞭打って頑張っている。 

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新津駅ニューデイズで買ったお弁当「SLばんえつものがたり」1480円のところ大人の休日倶楽部パス提示で一割引1332円。普通のすし飯だった、容器の代金が結構かかっているな。入れ物は持ち帰って当面おいておこう。

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f:id:fretta2019:20210914173354j:plain1号車展望車には子供が遊べるようになっている。

f:id:fretta2019:20210914173432j:plain機関車の直後で迫力ある。あんまりシュシュポポとは聞こえなかった。

f:id:fretta2019:20210914173500j:plainカメラマンの皆さんあちこちにスタンバイ。

f:id:fretta2019:20210914173524j:plain展望車がトンネルに入った様子。エアコンを通過した煙が車内に入ってくるw

f:id:fretta2019:20210914173532j:plainこしひかりジェラート330円。売り子さんが座席まで売りに来てくれた。つぶつぶのこしひかり?が美味しい。

f:id:fretta2019:20210914173608j:plain途中津川駅で16分、山都(やまと)駅で20分停車する。今回は三川駅で止まっていた分停車時間減っているけど、時間があるとパラパラ降りて見物できる。

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終点会津若松駅にほぼ定刻の13:36分に到着。111kmに3時間半かかった。昔のSLが主力だったころの鉄道はこんなイメージで運転していたのかな?会津若松駅でも垂れ幕で到着の歓迎。

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SLとお別れして会津若松を観光。時間に余裕ないので基本的にはお城見学だけかな?観光案内所で教えてもらい、まちなか周遊バス「ハイカラさん」に乗車。一回210円。駅をでてから「七日町」「野口英世青春館」前を通りながらお城入り口へ。約20分。会津若松城北出丸には「会津武徳殿」。歴史を感じさせる建造物、なにか武道の稽古が行われていた。昔の建物が現役で使われているのが凄い!




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お堀を渡ると天守閣。入城料410円suicaで支払い。1965年鉄筋コンクリートで外観復元された。建物自体に趣は感じられない天守閣型展望台。

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2000年に伝統的建築技法で復元された干飯櫓(ほしいやぐら)と南走り長屋(みなみはしりながや)。

f:id:fretta2019:20210914173809j:plain個人的には天守閣よりもこちらの方が見応えがある。ところが、その入口が非常にわかりにくい。場所は売店の一番奥、ダンボールが積まれて荷物置き場のようなところの先。下の写真のとおり、看板のところで靴をビニールにいれて靴下で入る。衣装が展示されているガラスケースの奥、右側に直角に曲がって入る。気づけず入らない人もいると思う。

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鉄門:「VR幕末の会津若松」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため上映中止。自分以外誰一人として見かけなかったけど、上映中止すれば感染拡大防止になるの?

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伝統的建築技法で復元されているので趣がある。これから年月がたてばさらにいい味をだすだろう。f:id:fretta2019:20210914173833j:plain

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f:id:fretta2019:20210914173909j:plain売店出口でスタンプゲット。押すのが下手で滲んだ。

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f:id:fretta2019:20210914174007j:plainお城からのった「ハイカラさん」バス。特別仕様車

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「ハイカラさん」バスは「御薬園」「会津武家屋敷前」「飯盛山」と主要な観光地をめぐりながら会津若松駅まで向かう。

そのころ楽天モバイルが調子悪くてなかなかつながらなかった。仕方なく副回線のiijmioでネットにつなげた。後から知ったのは楽天モバイルが障害を起こしていたとのこと。楽天モバイルが障害起こしてもマスゴミは何も騒がない。ドコモ、auソフバンが同じ事象起こしたら大騒ぎだろうに。楽天モバイルは、まだまだ社会的に認知されていない。
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会津若松17:10発快速会津6号。

f:id:fretta2019:20210911174127j:imageE721系4両編成、自動音声案内。磐越西線を100km/hで飛ばす。峠をものともせずグイグイ登る。比べるものではないがSLばんえつ物語よりずっと広くて快適。f:id:fretta2019:20210914174100j:plainキレイな電車が快調に飛ばしまくるのでローカル線の風情は感じない。

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郡山駅18:14到着。64.6kmを64分で駆け抜ける。早い。9月8日の磐越東線、本日のSL磐越号、快速会津6号にて磐越東線磐越西線を乗り通した。

郡山18:30発やまびこ・つばさ154号。E5系ならスマホを充電できると期待していたところ残念ながらE2系orz。

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とはいえ19:48には東京に着いてしまった。あっという間の78分。短い時間なのに並びの席で酒飲みながらワイワイ大きな声で楽しんでる二人組。一人は咳するときになぜかマスクを外してゲホゲホやってる。たまらず遠く離れた席に移動させてもらった。指定席なのに車掌さんは特に何も言ってこなかった。多分お察ししてくれたんだろう。空席がたくさんあるので助かった。