大人の休日倶楽部パス乗り鉄活動3日目。
東京07:04発MAXとき303号新潟行きE4系8両編成。
まもなく営業運転終了し引退するE4系。3+3の車内。網棚が天井に近くて低い。スキー道具入れた巨大かばんが乗らなかった思い出が懐かしい。
さすがはとき号上野、大宮の次停車するのは越後湯沢。
リクライニングしない、Wi-Fi無い、コンセントない、座席間の肘掛けないとないないづくしで今となっては古い装備。
越後湯沢を過ぎると田んぼが広がる。
とき303号は09:01新潟到着、東京から2時間弱あっという間という印象。
10月1日がラストランらしい。新潟駅構内にはさよならE4系とあちこちに展示している。私はこれでお別れだな。
売店には大量のMAXグッズが並んでいる。
ディーゼルハイブリッド車両HB-E300系4両編成定員86人全席指定。指定席券は840円。ディーゼルエンジンは駆動力には使わず、もっぱら発電機を回す。蓄電池の電気と合わせてモーター駆動させるハイテク車両。五能線のリゾートしらかみ・青池、大湊線のリゾートあすなろでも使われている車両。
先頭車両には展望スペース。
9割以上の乗車だろうか?空席は数席しか見当たらない。実は指定券予約時には最後の1席をなんとか買えたような状況だった。指定券購入しても放棄する人がいるのかな?それとも当日の体調不良?
「海里」は日本海沿いに羽越線を酒田まで走る。天気にも恵まれ絶景を堪能。
新潟駅で買った郷土料理鮭の焼漬(さけのやきつけ)弁当が美味しかった〜!駅内のニューデイズで購入。1100円のところ大人の休日倶楽部パス提示で1割引、結果990円。
途中桑川(くわがわ)駅では20分間停車する。駅が「道の駅」機能も併せ持っていてお買い物を楽しめる。今回はここに至る途中の踏切障害物による遅れが生じていて停車時間は10分間に短縮されてしまった。それでも殆どの乗客が電車から降りる。沖に粟島を望む海岸の景色を楽しんでいた。
村上駅からあつみ温泉駅間はずっと海沿いに線路が走る。長大なトンネルが無いので景色を楽しめる。
あつみ温泉駅にも10分間停車。
途中海岸の景色を楽しむために絶景ポイントで減速運転をおこなう。それでも途中で遅れを取り戻して定刻13:20酒田駅到着。
しばし酒田市街を散策。酒田市立資料館は展示替えのため臨時休館。
本間家旧本邸。歴史的重みを感じさせる武家屋敷。入場料は払わずに外観だけ観覧。
本間家旧本邸向かいの商店部分。こちらも歴史的な建物。ミニ博物館的な資料の展示も少々あり見応えあった。
酒田市役所正面「大獅子」松と桜。デカイ。
商店街はシャッター降りている店が目立つ。
酒田駅前交流拠点施設「ミライ二」。ホテル、図書館、観光案内所機能も併せ持っている。綺麗すぎて外観から図書館・観光案内所が存在しているようにはわからない。わかりにくい観光案内所は不案内な観光客が来れるのだろうか?
酒田にはしばしの滞在でお別れ。14:31発特急いなほ10号新潟行き。E653系7両編成。もとは常磐線のひたち号として使われていた車両が転用されている。以前は485系がぼろぼろになるまで使われていたのでE653系は新しくてキレイに見える。
自由席だったので席を確保できるかなぁ?と心配したが・・・心配は杞憂。空席は十分にございます。
定刻どおり16:37新潟到着。168.2kmを所要時間2時間7分で駆け抜ける。比べるものではないが「海里」は3時間9分かけて沿線の眺めを楽しんでいた。
宿泊は「ジュラクステイ新潟」。
4日前にじゃらんで予約、シングル朝食付きで4180円。普通のビジネスホテルだけど朝食付きでこの価格なら納得。禁煙を選べないとか多少条件が違うがその後みたら3780円というプランも出ていた。価格変動制度で最安値で買うのもなかなか難しい。
アサインされた601号室。窓の外すぐは立体駐車場の壁が立ちはだかる。眺望はまったく望めず。一応外の光が少しだけは入るよという程度。大浴場設備はないがユニットバスが広めで足を伸ばせる大きさなのが嬉しい。
特筆すべきは朝食が大変充実しているところ。地元の食材で郷土料理を取り入れた和食がよりどりみどりでなおかつ大変美味しかった!誠意のこもったお料理をいただけて感謝感激。洋食もパン、サラダ、ヨーグルト、フルーツと用意されていて死角はない。米粉パンも美味しかった〜。少量づつとっても食べすぎになること間違いなし、このホテルの朝食はおススメ。