大人の休日倶楽部パスで乗り鉄活動。JR東日本全線、新幹線特急乗り放題で15270円！
東京駅から特急ひたち号に乗ろうと計画していたが、早めに家を出発して時間に余裕ができたのでまずは上野駅へ。上野に来たのも久しぶりなのでしばし構内散策してみる。駅構内におしゃれなお店が並んでいるのは東京駅や品川駅と同様。JR東日本はテナント業に熱心である。肝心の鉄道のほうは、二階建て構造にたくさんのホームで複雑な運用している。上の東京ライン用は同じホームで北行きや南行きが入り乱れていている。一つのホームに両側から電車が来るのでめんくらうような状態。
上野10:00ちょうど発 特急ひたち7号、流線型がかっこいいE657系10両編成。全席指定、普通席にも電源が装備されていてWi-Fiも快適。130km/hで快調に飛ばす。
珍しく車内販売実施されているけど「車内販売は品数が少なくなっていて、お弁当など売っていないもの多いのであらかじめ買っておいてください」とホームでアナウンスしている。残念ながらアイスクリームの販売も無し。
上野を発車すると11:05水戸到着までノンストップ！表定速度は108.5km/h。一車両あたり10人くらい乗客。ほとんど水戸、日立で降りるのでいわきまで乗る人はわずか。13:09いわき到着。約二時間の乗車だけど停車駅少ないし、速度出して飛ばすのにほとんど揺れないので全然疲れない。
茨城福島県境付近では結構な勢いで雨が降っていたが、ありがたい事にいわき駅降りた時は傘要らない程度の小雨に弱まっていた。おかげでいわき駅周辺を散策できた。駅北側、すぐ隣の小高い丘は磐城平城跡。観光案内所同様磐城平城本丸跡も休業でピタリと門を閉じている。
屋外で人の少ない公園は感染拡大リスク少ないのではないだろうか？
ほんの一部だけ水堀が公園として残されている。城郭の縄張り跡はかなりの部分が住宅地などとして利用されていて、その名残を偲ぶのは困難だった。
いわきから郡山へは磐越東線（ばんえつとうせん）愛称ゆうゆうあぶくまライン。111-104気動車2両編成ワンマン運転。いわき発13:21。次の発車は15:48、前の列車は8:41発。いわき駅から郡山まで通して運転されるのは一日6本のみの乗車困難路線。
まもなく出発時刻になろうとしているときに急病人発生。駅員さんたち4,5名あつまってワイワイやり始めた。結局救急隊員が救護に現れるのを待って当該具合の悪いお客さんを降車させた。定刻から18分遅れでようやく出発。
需要が少ないので運転本数が少ないのかと思ったが当初30人くらいも乗客が乗っていたのは意外だった。最初の停車、赤井駅で6人降車。その次の小川郷（おがわごう）駅で15人降車した。いわき圏内での利用が少しはあるということだった。
小川郷駅からさきはほとんど平らな土地はなくなった。少ない乗客を乗せた列車は雨の中、沢を何度も渡りながら狭い山道をひたすら登る。結構な数のトンネルに入る度に列車が汽笛を鳴らす。夏井川渓谷というところらしい。
峠を超えた小野新町（おのにいまち）から先は勾配がなくなりスピードが上がる、田圃が広がりそれなりに人口いそう。郡山〜小野新町間は約1時間おきくらいには列車が運行されている。桜の名所、城下町の三春も通る。
15:09郡山到着。19分遅れて出発したが、到着は11分遅れまで取り戻した。列車交換するところでの待ち時間が減っていたのだろう。
郡山駅15:30発やまびこ・つばさ144号10+7＝17両編成は久しぶりのE2系乗車となった。各座席での電源はないけどWi-Fiは快適に使えた。前からそうだったかな？
新幹線に乗ればあっという間に東京帰着。宇都宮、大宮、上野停車のやまびこ号で78分。新幹線は速い！郡山出発、東京到着16:48いずれも定刻通り。JR東日本の新幹線は時計代わりになりそうw。
