万松閣にチェックインして荷物をおいて厳原町歩き。厳原は約500m四方にまとまっている小さな町。歩いて回るのがちょうどいい広さ。鎌倉時代から対馬の中心地、城下町として栄えてきた。
万松院、金石城跡、清水山城跡、桟原城跡、武家屋敷跡、お船江跡などなど歴史を感じる建造物が多く残っている。特に建築物敷地を囲む石垣は各所に数多く残されていてとてもいい雰囲気を伝えている。ただし、石垣の内側は近代の建物がたっていてアンバランスを感じるようなところも多かった。
町を歩いていてあまり観光には力を入れていないのかなという印象を受けた。せっかく歴史的な建造物が残っているのにそれを観光客にアピールする姿勢が弱い。たとえば、まちなかの看板がすくなかったり、懸命に客を呼ぼうという感じがしなかったなど。
想像だけど今まではなんにもしなくても韓国人旅行客が大挙して訪れていたのでその必要性がなかった。それがコロナで一気に人出が減ってしまい寂しい状態になっているのでそんな印象をうけたのだろうか?いずれにしてももう少し活気があってほしいと思った。