自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

パンズ・ラビリンス 2006

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パンズ・ラビリンス 2006
EL LABERINTO DEL FAUNO
PAN'S LABYRINTH

1944年内戦終結後も、圧政に反発する人々がゲリラ闘争を続けていて荒廃しているスペイン。
父親を亡くして、母の新しい夫となったカピタン(将軍)が支配している砦に移り住んだ少女オフェリア。
冷酷で残忍な義父から逃れたいと願うオフェリアはある晩、妖精に導かれてラビリンス(迷宮)に入り込む。そこであったパン(守護神)はオフェリアは本当の姿は地底の国のプリンセスである。元に戻るために3つの試練を乗り越える必要があると説明した。
現実世界ではカピタンと抵抗する人々の闘争が加熱、母親は臨月で苦しんでいる。そんな中、理屈では説明できない世界で試練に挑戦するオフェリア。

「ヘル・ボーイ」「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督ファンタジースペイン語映画。
不思議の国のアリスのような物語かと思いきや、半分くらいは現実世界で戦闘状態の大人の世界。そして登場人物の心情描写が深く意外と面白かった。PG12指定どおり残虐シーンもあるので、完全にお子様ターゲットというわけもない。
2006年公開時は未鑑賞だったし、その存在も認識していなかった。
キネマイクスピアリ1000円で一週間だけ上映。スクリーンで鑑賞できたのでいい機会になった。
敬老の日の連休最終日ということもあって、意外と観客多かった。