自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

エレファントマン「4K修復版」

www.youtube.com


THE ELEPHANT MAN

シネマイクスピアリで鑑賞1100円
1980年公開の作品。
公開数年後にTVで鑑賞したことはあるのだろうが、ほぼ記憶は無い。
主演アンソニー・ホプキンスが若い。

舞台は産業革命頃のロンドン。
ひどい異形の外見疾病のため「世にも恐ろしいエレファントマン」として見世物にされていた21歳の男ジョン・メリック。見世物小屋を訪れた外科医フレデリック・トリーブスが研究のためにメリックを病院へ連れてきて生活しはじめたことからジョンの人生が変わる。

見世物として酷く虐待し、生活の糧とする者。
それを見物し楽しむ者。
ジョンを病院につれてきて上流階級の人達と交流させたトリーブス医師は見世物にしている者と本質的には同じことをしているのではないか?と自問し悩む。

実在の人物をモチーフに作られた映画らしい。
124分の大作で非常に重いテーマ。
人権・人間性を問う。
実際に自分が当事者だとしたら生きていけるだろうか?
身近に接することがあるのならばどのように行動するのだろうか?
決して楽しい作品ではないが、心に訴える事は大きい。