自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

萩、津和野観光

28日の観光、まずは萩反射炉世界遺産)から。1856年試作的に作られたらしい・・・幕末期に欧米列強に負けないようにみようみまねで金属溶解炉を作ろうとしていた先人の苦労を感じる。ここで萩市の観光スタンプラリーの台紙を頂いてそれを集めるべく行動開始!f:id:fretta2019:20221201160030j:imageスタンプラリー2箇所目「恵美須ヶ鼻造船所跡」。正直なところ「ここで大型船を作っていたんですね」という感想。反射炉のようにビジュアルで訴えるものが少ない。見晴らしのいい山の中腹にある吉田松陰さん生誕地、墓所銅像を観てから、その山の麓に降りてきた。スタンプ3箇所目「松下村塾(しょうかそんじゅく)」(世界遺産登録されている)。場所がわかりにくくてちょっと探したけど、正解は松陰神社の敷地内に「松下村塾」「吉田松陰幽囚の旧宅」が木造復元建築されていた。いずれも昭和時代に復元されたものだろうか?木造なだけに味わいが出てきている。松下村塾入り口の石碑前で、制服を着た近所の小学5年生6人から吉田松陰先生を説明させてほしいと申し出があり、お話するのを聞かせていただいた。手書きの資料を見せながら一生懸命に吉田松陰の残した詩、言葉を諳んじて唱えるのに頑張っているのが微笑ましい。社会科の授業ですかと聞くと、総合学習とのこと。昔はそんな科目なかったんだけどね。そばで女性の先生も見守っていて、最後にありがとうございますと。f:id:fretta2019:20221201160106j:imageスーツを着ている珍しい団体客がいるなと思ったら台湾からのお客さんとのこと。コロナの水際対策が緩和されて早速のご来日。萩を選ぶなんてなかなか渋い選択だね。f:id:fretta2019:20221201160118j:imageスタンプ4箇所目に萩城跡。これにてスタンプラリー達成なので、受付ボックスに投入。萩城跡入城料240円のところJAF割引で120円。割引率が大きくてありがたい。この地域も世界遺産登録されているけど史跡として残っているのは石垣くらい。立派な天守閣があったのに明治7年に解体されてしまった。残っている天守台が寂しい。内堀に囲まれた本丸跡は公園として整備されていて城跡を偲ぶような雰囲気はほとんど無い。市民は入場無料なので、市民の憩いの場、散歩道という感じ。城跡旧本丸内に移築されていた旧福原家書院は大規模解体修繕工事中。ネット探しても全然情報が見つからないけど。f:id:fretta2019:20221201160130j:imageお土産屋さん城跡ながお。昨年2月に夏みかんをたくさん頂いてお世話になった。その時のお礼にと手土産を持参したら、時期にはまだ早いけどとまた夏みかんをたくさん頂いた。無料の駐車場に停まっている車はだいぶ増えたけど相変わらずお食事提供は稼働していない。夏みかんジュースと甘酒900円で小休止してから、萩焼の湯呑とご飯茶碗3点合わせて9100円も購入。全部旅行支援クーポンで支払えた。f:id:fretta2019:20221201160153j:image城跡ながおの向いには「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」

萩市観光協会公式HPより拝借

1856年築の貴重な木造建築。萩城模型もあるので、お城好きは必見。萩城入城券を見せれば追加料金無し。f:id:fretta2019:20221201160202j:imageそれほど時間的に余裕があったわけではないが、萩まで来たなら津和野もでしょう。というわけで、クルマを小一時間ほど走らせて津和野まで。中心部に近いところの「中央駐車場」を利用したら500円。今日まわった萩市内の観光地はいずれも駐車場無料だったので、お値段高めで驚いた。

f:id:fretta2019:20221201160213j:imagef:id:fretta2019:20221201160221j:image津和野は小さい観光地。電線地中化されている中心部を小一時間ほどぶらぶらした。帰り道に車で前を通った鷲原八幡宮重要文化財のこけら葺きの楼門。2021年2月に工事で屋根がシートに覆われていたところは修復が済んだだろうと思っていたら・・・まだ状態変わらずだった。いつになったら本来の姿に戻るんだろう?重要文化財なのに。