津和野を7:30に出発。低い山々の間を縫う道をドライブ。段々畑が連なる「ザ・日本の里山」といった美しい風景。
9時ちょい前に到着。萩城入り口すぐ近くに大きいお土産屋さん「城跡ながお」と駐車場無料の看板あり。営業開始前だったがありがたく駐車させていただいた。入城料220円のところJAF割引で120円。スタンプは料金所でゲット。
城域の広大な部分で石垣と堀が残っていて往時の規模を感じられる。ただし江戸時代からの建物は残っていない。麓の本丸跡は公園として整備されている。
城の背後に聳える指月山(143m)山頂は「萩城要害跡」。麓から20分の登山でようやく辿り着く。周囲に木が生い茂っているためそれほど眺望はよくないが、二段に別れた縄張りと切込みが入った巨石が残っていて意外と見応えがあった。
萩城入場券で「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」(きゅうあさもうりけはぎやしきながや)も入場見学できる。安政三年(1856)築、萩城模型展示もあり。
お土産屋さん「城跡ながお」は結構規模が大きい土産物店。駐車させていただいたお礼に食事しようかと思ったがコロナ禍で営業していないとのこと。ではとソフトクリームを所望したが、それもやっていなかった。残りの選択肢で甘酒450円とぜんざい500円をいただいた。大変美味しく山登りで疲労した体に甘さが染み込んだ。「城跡ながお」さんは店舗裏で多くの種類の夏みかん、いよかん、ぽんかんを栽培しているが、実は落ちるに任せていた。曰く「今年は天候不順で品質が悪い」とか「コロナ禍で需要が無い」と。世間話をしているうちに、よろしければどうぞともぎたてをいくつも食べさせていただいた。もぎたてでとても美味しく感謝感激。
萩も津和野同様観光産業が盛んな町。古い町並みや建物を大切に維持管理している。しかも津和野よりもずっと規模が大きい。しかしながらコロナ禍で営業していないところが多く非常に寂しい状況だった。