自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

老後とピアノ 稲垣えみ子

老後とピアノ 稲垣えみ子
50歳過ぎにして子供の頃投げ出したピアノを40年ぶり?に習い始めた著者。
指が動かない、頭が動かない、練習してもなかなか成長しない、残されている時間は限られている、と「大人」のピアノレッスンの状況を詳らかにしたエッセイ。
雑誌の連載を書籍化したので、同じような話が繰り返されるような感じの部分もあるが、面白おかしく人を笑わせようとしている文章でサクサクあっという間に読了。
長年エレクトーンを習っている自分としても共感することもあり。「自分ももっと練習しなくては」と刺激された。
音楽に少しでも興味ある人は面白く読める一冊。