自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

のと鉄道

12:06発一乗谷九頭竜線は12:23に福井駅に到着。乗り継ぎには待ち時間がほぼ無い12:35発福井駅サンダーバード17号和倉温泉行きに乗車した。地方を鉄道で旅行していると30分くらいの乗り継ぎが丁度いいと感じる。12分間隔の乗り継ぎは忙しい。サンダーバード号は座席の半分が埋まっているくらいの乗車率。f:id:fretta2019:20210328114113j:plain13:20金沢到着。乗っている客のほとんどが降りる。ウトウトしていたところ、年配の女性が「着きましたよ!」と起こしてくれた。が、私は終点の和倉温泉まで乗車するのだった。親切なんだろうけど、全員が金沢駅で降りるという思い込みは間違い。

金沢から和倉温泉までは電化されているが、それまで快速に飛ばした北陸本線とは違い金沢〜和倉温泉間の単線は田園風景の間をのんびりと進む。心地よい揺れが眠気を誘う。羽咋付近でケータイ国盗り合戦の七尾地域を統一!

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14:30和倉温泉駅到着。f:id:fretta2019:20210328114132j:plain

和倉温泉からは「のと鉄道」に乗り継ぐ。どういう理由か七尾ー和倉温泉間はJR西日本のと鉄道が線路を共有して両者ともに運行している。サンダーバード内でのと鉄道に乗り継ぐ場合は七尾駅なら階段を使わないで乗り換えられると案内していた。北陸フリーきっぷは和倉温泉まではフリー区間なので和倉温泉まで乗車した。そこからのと鉄道の終点穴水までの切符690円を購入。14:42和倉温泉発車。のと鉄道は単線非電化ディーゼル気動車一両編成ワンマン運転f:id:fretta2019:20210328114143p:plain

海沿いののどかな風景を車窓に進む。とはいえずっと海際というわけではなく小さな丘を超えたり、海に近づいたり変化のある車窓は眺めていて飽きなかった。f:id:fretta2019:20210328114933j:plain

穴水で輪島地域を統一!!f:id:fretta2019:20210328114155p:plain

15:22穴水駅に到着、和倉温泉から40分。結局最後まで乗り通した客は3人しかいなかった。地方鉄道の経営・存続は難しそう・・・f:id:fretta2019:20210328114207j:plain

鉄道の穴水駅は道の駅機能も併せ持っている。お店のお土産物が充実していたが、客はいなかった。f:id:fretta2019:20210328114217j:plain

駅のすぐ向かいには「穴水町さわやか交流館プルート」という公民館的施設。新しくてキレイ。コロナ禍のせいか利用者は見えなかった。その一角にお相撲さん「遠藤関展示室」が資料を展示していた。遠藤関は穴水出身だったんだ〜(相撲詳しくないけど)。奇遇なことにこの日に遠藤関が怪我で休場するとのニュースを聞いた。お大事にしてほしい。f:id:fretta2019:20210328115131j:plain

のと鉄道本社社屋。かわいい。f:id:fretta2019:20210328115142j:plain

復路の穴水ー和倉温泉は二両編成だった。f:id:fretta2019:20210328115153j:plain

穴水16:18発ー和倉温泉16:55着。690円。

七尾駅周辺にルートインホテルを含めビジネスホテル数件営業しているが、なぜか非常に高価。逆に巨大温泉旅館が林立している和倉温泉の方が安かった。地理的には七尾駅の方が便利だが、値段も考慮して和倉温泉に泊まることにした。

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湯快リゾート 金波荘(きんぱそう)一泊二食9350円+入湯税150円=9500円。(税込み)七尾のビジネスホテルが一泊朝食で9000円から、なので非常にリーズナブル。隣はあの有名な加賀屋。その6分の1の値段。高級感はないけど、充分に清潔で海に面した露天風呂は爽快だった。値段が安いからであろう、学生と思わしき若者がたくさん宿泊していた。春休みの卒業旅行かな?高級旅館より気兼ねなく気楽に宿泊できる。

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使わないけど部屋に浴槽もある。f:id:fretta2019:20210328115216j:plain

4人は入れるであろう部屋を一人で占有。運良く角部屋で二面の眺望。f:id:fretta2019:20210328115227j:plain

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チェックイン時におすすめされるがまま申し込んだ夕食時の追加メニュー「ご当地牛ステーキ」税込み2728円。筋ぽっくて噛み切るのが大変。結果としては大失敗。ビュッフェ方式の夕食だけでもお腹いっぱいになるのだから・・・

f:id:fretta2019:20210328194846j:plain朝食も同じ会場でのビュッフェ。特別なものではないけどお腹いっぱいになるので大満足。いわゆるよくある巨大な規模の温泉旅館。久しぶりだったな。昔から変わらない日本の楽しみ。

チェックアウトは機械を使ってセルフで行う。いろいろとハイテクだしコスト削減を徹底しているな。

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知らなかったけど「湯快リゾート」東海地方を中心に手広くチェーンを広げている。関東地方で言えば「伊東園ホテルズ」みたいな形態みたい。古い施設をリニューアルしてリーズナブルな値段で泊まれる。運営形態はそっくり。