1月15日
新型コロナ第六波の大波。東京新規感染者数4千人超、全国では二万人を超えたと・・・そんなニュースを見つつもジュラクステイ新潟朝食バイキングを堪能。朝シャワーも浴びてさっぱりしてから新潟駅へ向かう。今日のメインは米沢から坂町を結ぶローカル線米坂線乗りつぶし。山形方面は前日の大雪の影響で交通網がだいぶ乱れていて山形新幹線も止まったらしい。米坂線(よねさかせん)も前日は運転見合わせしていた。天気回復したし、除雪すれば今日は走るんじゃないかなと楽観的に予想していた。
08:40新潟駅発快速べにばな号米沢行き。
キハ110系2両編成ワンマン運転。
べにばな号は新潟から白新線、坂町から米坂線に直通乗り入れする。定刻08:40に発車しつつも米坂線は前日からの大雪除雪作業の為遅れる可能性ありと出発前にアナウンスあり。少しくらい遅れても走ってくれるなら問題なし。一車両に10人くらいの乗車客。ほとんどの客が乗り鉄っぽい感じwww。新潟出発時には晴れ間。
阿賀野川を渡る。
運転手さん途中停車駅で指令所となんか相談している。数分間も停まって無線通信?坂町から先の運転について検討しているとのこと。
そんなこともあって坂町には数分遅れて到着した。坂町からは大雪の影響で運転打ち切りとのことが到着直前にアナウンスされた。
坂町駅米坂線の時刻表。坂町から米沢まで通して運転されるのは一日に5本だけの乗車困難路線。90kmを二時間くらいかけて結んでいる。
JR東日本はべにばな号から下車した客を代行のタクシーで今泉駅・米沢駅まで運ぶと。
結局タクシーに乗ったのは5人だった。09:55坂町駅発車。
車の交通量は結構多い、米坂線と並走している国道113号線を米沢方面へ。生活道路ということなのだろう除雪車がたくさん稼働している。ローカル鉄道線の米坂線を除雪するのはJR東日本会社が単体で行っているのであろう。除雪にかける労力の差は当然需要に応じていると思われる。
大雪で運転できないからとタクシーで振替輸送してくれるのはありがたいがそれに乗っているのが5人しか居ないのではいかにも鉄道の客が少なすぎる。そんな状況では鉄道路線の存続が危ぶまれる。都市間バスを走らせたほうがコストも安いだろう。
確かに駅と駅を結ぶ鉄道では普段の生活の移動では車と比べると不便で仕方ないだろう。しかし、交通事故の可能性がゼロに近い鉄道のメリットも見直してもいいと個人的にはおもう。今の情勢はどんどんローカル線を廃止していく方向なのが嘆かわしい。
経由地の今泉駅に11:30到着。それから更に一時間、結局坂町駅から2時間半かかって米沢駅12:25に到着した。山形県内に入ってから道が雪で覆われて道幅狭く、速度も出せなかったし渋滞もしていた。雪が無い状態なら鉄道よりも早く着くのだろう。
米沢から奥羽本線在来線で山形駅へ。47kmを50分で走破。さすがは電車は早い!
タクシーに二時間以上も揺られて疲労した。電車には何時間でも乗車できるのにね。本来は山形駅近くの温泉に入るつもりだったが、東京にそのまま帰ることにした。
定刻14:04山形新幹線つばさ144号、山形駅を6分遅れで出発。
山形駅を6分おくれて出発したのに途中で遅れをとりもどしたつばさ号。16:47定刻に東京に到着。
今日は主目的の米坂線に乗れなくて残念だったが、天候によるものなので仕方ない。また次の機会を楽しみにしよう。