美しい海が宝の「玻璃ヶ浦」が舞台。
かつて観光客で賑わったが、今は寂れて訪れる客が減少している観光地の「玻璃ヶ浦」。
きれいな海を守って客を呼びたいと地元が努力しているところに海底資源開発の話がでてきて町を二分する議論が湧き上がっている。
そんなとき不審な死体が海岸で見つかった。死亡した客とたまたま同じ宿に居合わせた湯川ガリレオ博士が変死体の謎に挑む。
ガリレオ博士シリーズいずれもそうだが、東野圭吾さんはなんでこんなトリックを思いつくことができるのだろうか?
驚くべき真相に迫る物語展開にはとてもおもしろくサクサク読み進められあっという間に完読。