増毛から岩見沢市北村温泉

サンフラワーパーク北竜温泉での目覚め。本州では連日35度超酷暑が続いているけど、ここは気温は20度くらい。Tシャツ短パンだと肌寒いほど。車中泊車が大量に集結していたけど、近くにアイドリングしている車もなく、静かによく眠れた。

今日は留萌は通過して増毛へ。旧増毛駅が保存されてるらしいので。増毛市街地の入り口付近下り坂に面して味のある木造建築を発見。旧増毛小学校。6月から9月の日曜のみ5時間だけの特別公開中！しかも入館無料。昭和11年1936年建造、北海道遺産。占領軍にも使われた体育館。2012年校舎移転されて以来大切に保存されてきた。今にも子供たちの声が聞こえそうな廊下教室古い時代のアルバムが惜しげもなく展示公開されている。日本国内放置されている廃校舎は数えきれないくらいあるけど、この規模で木造建築が保存されているのは他に例がないのではないだろうか？あまりにも素晴らしい入館体験に感動。増毛町には感謝感激。個人的には国の重要文化財指定しても良いと思う。その存在すら知らず、たまたま通り掛かった時に入館できた。しかも特別公開されているのは、日曜日の5時間だけ。呼び寄せられたのだろうか？特別なご縁を感じる。

廃線された旧留萌本線終着駅の増毛駅。ほんの一部分だけのレールと駅舎が残っている。駅舎は売店、手作り小物展示販売などに利用されていて好ましい。他にも歴史的な建物がたくさん残されて使われている増毛。非常に好感が持てる雰囲気。札幌からだろうか。観光客もたくさん来ていて、人気食事店には列ができている。千石蔵には本物の鰊船の展示！入館無料。千石蔵の飲食店の営業は13時からのところ、10時から内部公開されていてありがたく見学させていただいた。本物の鰊船！重要文化財旧商家丸一本間家は入場料400円なので外観のみ観覧。昼は「ラーメンこころ」にて、ホタテラーメン950円狭い店なのに客が次々と来て老夫婦が忙しく働いていた。

増毛灯台は住宅地の合間高台に立っている。すぐ向かいのおうちは廃屋。それ以外にも空き家が結構見受けられた。厳島神社の天井絵は歴史があるものらしい。無料なので拝観。増毛町総合交流促施設元陣屋には有料の資料館と図書館コーナー。無料Wi-Fi使える図書館コーナーにて小休止。2,3日前ほどひどくはないが、それでも非常に蒸し暑い。エアコンが効いている館内を期待したが、窓は空いていて扇風機での対応。北海道でエアコンが確実に聞いているのはイオンモールだわw。観光案内所で無料のレンタサイクル！街中散策には自転車が有効。増毛はなだらかな坂の町なので登りをこぐのは大変だけどり

増毛を後にして道の駅石狩あいろーど厚田。途中海岸線を走る国道231号はトンネルばかりで海岸を眺められるところはほとんどない。しかも80km/hくらいで流れているので止まりにくいし。あいろーど厚田は石狩湾の絶景。ここで車中泊しても良いのだけどまだまだ日が高くて暑いし、温泉にも入らなくてはならない。

ということで険しくない峠道を二つ越え40キロ走って岩見沢市北村温泉へ！併設されてるレストラン四季彩にてエビフライ定食1000円。これにワンドリンクセルフサービスが付いてくる。食後のコーヒーをいただき大満足。エビフライが揚げたてで美味しくいただきました。温泉の入湯料650円。かすかに硫黄の匂いがする赤銅色のお湯は少しピリッとする刺激。浴槽たくさんあるけどどれもやや湯温はたかめ。サウナ、水風呂、露天風呂と一通り揃って良いお湯でした。

今夜は北村温泉のすぐ隣、北村中央公園ふれあいキャンプ場(無料)駐車場にて車中泊。21時でも外気温25度、室内温度27.8度。もうちょっと下がってくれないと寝苦しいだろう。

旅行18日目、本日の走行距離167キロ、家から3358キロ。