自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

北海道車中泊旅行 まとめ

ワゴンRで北海道車中泊旅行は結局7月25日から8月12日の19日間という結果になった。 

オリンピックに興味はないし、逆に「緊急事態宣言中」「感染爆発・制御不能」「医療崩壊」「ステイホームしろ!」とか連日騒いでいる中、世界中から何万人もの人を入国させて開催することは矛盾していると思う。マスゴミがやんやと五輪バンザイ報道をしているのは見るに耐え難い。プロ野球公式戦は五輪休みになってしまったので暇つぶしに行く場所も限られる。近年毎年のように猛暑酷暑の記録更新とか言われている首都圏の暑さから避暑という意味合いもある。人口密度の少ない北海道を車中泊中心にほとんど人と会話することの無い行動なら感染拡大にはつながらないだろうと3週間のお一人さまドライブ旅行に出かけることにした。

いままでの旅行記ブログは帰ってきてからまとめて書いていた。書き終わるまでには旅行してきた日数と同じくらいの期間がかかっていたし、執筆がなかなか進まなくて心の重荷になりながら書いていた。
今回の旅行は3週間近い旅程で出発したので、とても同じように帰ってきてからまとめて書くような事はできないだろうと想定した。日にちがすぎれば前の事柄や記憶はどんどん薄れる。ということで当初から頑張って毎日書くように努力した。寝る前に一日の出来事をざっと下書き。翌朝に推敲・編集して前日分を投稿するという流れ。ほんの一日分の軽い日記でも小一時間はかかる。やはりそんなことを旅行を終えて帰宅後に書こうなんて思考自体が間違っているし、結果的に大成功だった。19日分のブログを執筆する作業なんて考えただけでも気が重くなる。
帰宅してから読み直すことで記憶を再確認することができる。ゼロから文章を執筆するのが産みの苦しみなのに比べて、写真を追加したり文章を推敲したりなど編集するのは旅行を思い出す楽しい作業。
一日単位でリアルタイムで読者に現状を伝えることになるので、状況を心配してラインメッセージを送ってくれた方もいた。

これまでの執筆は基本的にパソコンのキーボードで打っていたが、今回の旅行に持っていったのはiPhoneiPad miniだけ。あえてbluetoothキーボードは持参しなかった。はじめてiPhone音声認識入力を試してみたところ、意外にも重宝するので驚いた。iPhoneの小さい画面のタッチパネルを太い指でたどたどしく打つよりも早いかもしれない。もちろん少々誤変換もあるが、使いものにならないようなレベルではない。技術の進化・機器の進歩は知らないところでどんどん進んでいる。


データ
宿泊6泊 合計29300円
車中泊計 12泊
フェリー 往路13000円、復路13000+4300円、合計30300円
総走行距離 5373km
燃やしたガソリン合計 188.15L、28445円
平均燃費 28.6km/L
一日平均走行距離 282.8km

訪問した温泉 19
7月25日 遠刈田温泉:寿の湯 宮城県刈田郡蔵王町 330円
7月26日 おおの健康の湯 岩手県九戸郡洋野町 210円
     以降 北海道
7月28日 平田内温泉熊の湯 二海郡八雲町熊石平町 無料
7月28日 湯とぴあ臼別温泉 久遠郡せたな町大成区平浜 無料
7月29日 北村温泉ホテル 岩見沢市北村赤川 1400円(お食事セット)
7月31日 はまとんべつ温泉ウイング 枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔 550円
8月1日  吹上露天の湯 空知郡上富良野町吹上温泉 無料
8月2日  吹上露天の湯 空知郡上富良野町吹上温泉 無料
8月2日  然別峡野営場(鹿の湯)河東郡鹿追町町北瓜幕 無料
8月2日  東大雪ぬかびらユースホステル 河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷 6800円(宿泊料)
8月4日  夕陽台の湯 斜里郡斜里町ウトロ東429 500円
8月5日  カムイワッカ湯の滝 斜里郡斜里町遠音別村 無料
8月5日  羅臼(らうす)温泉 熊の湯 目梨郡羅臼町湯ノ沢町 無料
8月5日  瀬石温泉 目梨郡羅臼町瀬石 無料
8月5日  相泊温泉 目梨郡羅臼町相泊 無料
8月5日  準天然温泉 みなと湯 根室市海岸町2丁目 450円
8月6日  浜中町ふれあい交流・保養センター 霧多布温泉ゆうゆ 厚岸郡浜中町湯沸 500円
8月8日  晩成温泉 広尾郡大樹町字晩成2 1200円(お食事セット)
8月9日  むろらん温泉ゆらら 室蘭市鞆町 630円
8月10日 展望浴場はだか湯 青森市浅虫蛍谷 360円

訪問したお城 3
7月27日 志苔館跡 北海道函館市志海苔町 続日本百名城 無料
7月28日 上之国館(勝山館)跡 北海道檜山郡上ノ国町勝山 続日本百名城 200円
8月6日  ヲンネモトチャシ跡 北海道根室市温根元55-1 日本百名城 無料


旅行中はジョギングやエレクトーンの練習ができないし、本を持っていかなかったので読書はしないし映画鑑賞もなし。ウクレレを持参したが、結局一回も弾かなかった。旅行先では結局のところ逸る気持ちで行動し過ぎになりがち。今思い返してみれば、長い旅行期間なのだからウクレレを弾く程度の余裕の行動とするべきだった。なかなかサラリーマン時代の忙しい生活・行動形態から抜けられないでいるのが可笑しい。

19日間もの旅程では、だんだん旅行が非日常から日常に変わり始めるような気がする。というのも毎日の習慣・行動のルーティンが定まり始めるため。そうなると時間的な制約がなければ、どこまでも旅行し続けることが可能になりそう。北海道ではクルマやごっついキャンピングカーを根城にして北海道に長期滞在しているような人を多数見かけた。映画「ノマドランド」に登場していたキャンピングカー生活する人々に準ずるような感じだろうか?スケールはだいぶ違うが・・・
クルマでの行動はバイク旅行に比べれば大量のモノを積み込むことは可能、とはいえ持ち運べるモノの量には限度がある。必要なもの・使うものを厳選して行動する。その意味ではミニマリスト的な思考を実践できた。

出発当初は時間がまだまだたくさんあるな〜さてこれからどうしようか?と考えることもあったが、帰宅してみるとあっという間だったように感じるのは人間の感覚の不思議さか?サラリーマン時代には想像することすらできなかった旅行形態を実行することができたのは経験値になった。今後もお金をかけない長期間の旅行に挑戦してみたいと思う。

おしまい。