自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

ザリガニの鳴くところ

www.youtube.com暴力を振るう父親の元から母、ついで兄・姉たちが去った。さらに父親も失踪して一人湿地にある小屋に残された少女カイア。街の人たちからは「marsh girl」(湿地の子)と蔑まられ、疎まれ、差別されながらも過酷な環境で何年間も一人でなんとか生き抜いていた。
年頃になり町の有力者の息子チェイスと付き合いも、もて遊ばれていたと知り絶交しようとするが、付きまとわれ暴力を振るわれ小屋をめちゃめちゃにされた。そんな最中チェイスが湿地内の塔から転落死する。殺人の容疑者となり法廷に立たされたカイア。

原作はアメリカでベストセラー、日本でも2021本屋大賞翻訳小説部門第一位になったものの未読だった。
法廷のシーン多いものの意外にそれほど難しい言葉は使われていないのでセリフはわかりやすい。
きみに読む物語」を連想させるかのようにノースカロライナの湿地と野鳥たちが美しく映像化されている。
誰一人として知らない若い俳優たち。結末の最後のどんでん返しなど、いろいろと賛否両論あるだろうけど、期待していなかった割には良く撮れていた映画。
翻訳されている原作読んでみても良いかな。

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