自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

人間関係を半分降りる 鶴見済

人間関係を半分降りる 鶴見済
あとがきより
*「みんなと同じ」なんて気持ち悪い。
*どう思われるかばかり気にして生きなくていい。
*人間は素晴らしくない。
結論:「人間には醜い面があるのだから、少し離れてつながろう」
一般的・社会的に家族を筆頭に人間関係は「良いもの・素晴らしいもの」とされていた。それによる圧力を感じ窮屈な思いをしたため、社交不安障害を患った著者。逆説的に「家族でも距離が離れたほうがいい」「結婚はしなくてもいい」社会的な規範から一歩引いて「いいかげん」に考えようと提案している。
多くの人の悩みの原因であろう人間関係。それを克服するのではなく諦めて離れてはどうかと。決して主流を歩んでいる人からは出てこない主張だけど、多くの人の救いになると思う。