自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

柳沢峠、滝山城

夜中にアイドリング騒音で安眠を妨害されてクルマを移動した割には、それほど寝不足感を感じないで目が覚めた。近くのローソンでコーヒーをゲットして走り出した。

西から接近する低気圧の影響で徐々に天気が崩れる傾向。翌日まで特に用事は無いが国道20号甲府市方面へ、帰宅する方向へ向かうこととする。

素直にそのまま国道20号で帰ってもいいが、走ったことのない山道を走るのも一興かと途中から進路を変更、国道411号線で柳沢峠を越えてみた。甲府駅付近の激しい渋滞を抜けると国道140号は高速道路のように信号が無い高規格の道路。周りのクルマが皆飛ばしている。甲州市から411号に入り峠道は急斜度の道をどんどん登る。ただし狭くて急カーブが連続というところはすくなかった。驚いたことにループ橋がいくつも作られていて高速で走れる高規格の峠道だった。高度を上げるに連れて富士山の存在感が増すように美しい。走るのに苦労するかと覚悟していたが、全くの杞憂で走りやすい登り道だった。

谷間の先にちょこっと富士山。

旧道の脇に新規に高規格道路を作っているのがわかる。こんなに立派な道路を作る必要性はあるのだろうか?富士山に見送られている。

柳沢峠の建物。トイレは使用可能。お店はしまっていた。峠を超えてたどり着いたのは道の駅「たばやま」丹波山村。峠を超えたので東京都に入ったのかと思ったら実はまだ山梨県内だった。急峻な山間に少しだけある平らな土地に肩を寄せ合う用にして建物が立っている。

ソフトクリーム350円。f:id:fretta2019:20220515204635j:image

丹波山からさらに山道をくだる。奥多摩湖畔を通過、日の出町、東京サマーランド前を通過して到着したのは都立滝山公園:滝山城跡。頭上をぶんぶんうるさいと思えばオスプレイ横田基地から離陸してきた。それ以外にも米軍機多数。騒音被害酷そう。都立滝山公園として整備されている一帯は滝山城跡。多摩川国道411号線滝山街道に挟まれた広大な丘陵地帯が平山城跡。案内板にパンフレットが備え付けられていて、パンフレットもたくさん補充されている。複数箇所に案内板有り。パンフレット自体も充実していて力が入っているのがわかる。滝山城は1521年に大石定重が築城、北条氏照が拡張・整備した。北条氏照はその後1587年八王子城に移って廃城になったらしい。中世の城なので当然建築物は一切残っていないが、空堀・土塁・馬出等の縄張りがよく残っている。城跡というよりは森林公園といった雰囲気で幼稚園児がたくさん元気よく賑やかに遊んでいた。

北側の眺望。西武ドームが見える。今年のネーミングライツベルーナドーム。

中の丸に続日本百名城スタンプを設置している施設。パンフレットもたくさん用意されている。

お昼過ぎまで滝山城跡散策。曇り空ながらも雨は落ちてこなかったので助かった。クルマは城跡北側、多摩川河川敷にあたる運動公園に停めていた。後から調べると反対の南側にちゃんと滝山観光駐車場が整備されていた。市街地にある城跡にクルマで行く時には下調べが重要。

滝山城から国道20号で新宿まで渋滞にはまる。東進する雨雲に追いつかれて途中雨がぱらつくなかひたすら一般道を家に向かった。滝山城跡から3時間弱15:30ようやく自宅に到着。本日の走行距離223km。無事に帰宅できて何より。

結局4日間の車中泊旅行、全3泊車中泊で宿泊料ゼロ円。
総走行距離918km。
ガソリン代およそ5700円。
訪問した日本百名城
 高遠城
 岩村城
訪問した続日本百名城
 苗木城
 滝山城
当然ながら車中泊で宿泊費を節約すると、費用が抑えられる。