自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

馬籠宿、寝覚の床、道の駅小淵沢「延命の湯」

苗木城を出発してガソリン給油。168円@L,16.5L,2772円,自宅から503.8kmその結果30.5km/L。都内横断とか甲府市内で少々渋滞したもののそれ以外は基本的に山道、田舎道ばかりで飛ばせたからであろう好燃費だった。

お昼前に馬籠宿到着。広めの無料駐車場がありがたい。何十年も前から一度は訪れたいと思いつつ実現できていなかった。岐阜・木曽地域は遠い。江戸時代の中山道宿場町。妻籠宿への峠手前で町自体が急坂の一本道にへばりついている。電線地中化されているし、木造の和風建築が立ち並ぶいい雰囲気。実際には明治時代の大火でほとんど燃えてしまい、その後の再建だという。確かに残された町並みというよりは「作られた」江戸時代風の町並みという感じがする。

岩村城下町同様とにかく人が居ない。お店も半分くらいはしまっている。極めて寂しい状態。制限無しだったゴールデンウイークはどうだったのだろうか?

馬籠宿から馬籠峠を超えると岐阜から県境を超えて長野県。次の宿場町の妻籠宿へ。妻籠宿へ立ち寄ってもいいかなと思っていたが。駐車場がすべて有料で、無料の駐車場は見あたらなかった。基本的には馬籠宿と同じような雰囲気であろう判断し停車せずにそのまま通過。

お昼は「道の駅大桑」の食堂でそぼろ丼そばセット1200縁。大変美味しくいただきました。

駐車場を降りて森の中を木曽川河川敷に降りていくと突然アート作品?寝覚の床(ねざめのとこ)一帯は美術公園として整備されている。

kiso-hinoki.jp

木曽川が奇岩を削って形成したのが「寝覚の床」。浦島太郎が眠りからここで目覚めたとの伝説。たしかになかなか見られない景勝地である。

御嶽山方面へクルマを走らせた。道の駅三岳では「千葉に住んでいたことがある」と店員さんに話しかけられた。「習志野ナンバーは珍しい」と。確かにここまで来るにはかなり走らなくてはならない。

御嶽山は2014年の噴火で63人が犠牲になった。ついこの間という感じがするがもう8年近く経過したのか〜。御嶽山は信仰の山みたいで御嶽神社以外にもたくさんの石碑?お墓?が道沿いに立っていてちょっと異様。

野生の猿もたくさん!

今夜の車中泊「道の駅蔦木宿」へ向かう。

国道361号線は経ヶ岳の麓を長大な老神トンネルで木曽町と伊那を結んでいる。ほぼ高速道路レベルな広くて立派なトンネルの一般道。あっという間に通過。日本中一般道が立派になった。

約2時間走って到着した道の駅「信州蔦木宿」(つたきしゅく)。天然温泉「つたの湯」は評判が良いので楽しみにしていた。車中泊スポットとしてもクルマが少なくて静からしい。

火曜定休ということはしらべていたが、なぜか5月11日木曜日は臨時休業していたorz。残念無念。

仕方ないのでクルマで10分ほど走って「道の駅小淵沢」に移動。今夜の温泉はスパティオ小淵沢「延命の湯」とした。入浴料830円のところJAF割引で730円。ありがたい。

www.spatio.jp

公式HPから拝借

 

サウナ、露天風呂もある極めて標準的な入浴施設。温泉らしさは感じられなかった。それほど大規模ではないのに結構入浴客が見受けられた。人気の施設みたい。730円の割には満足感を感じられなかったのは、前日のどんぐりの湯500円のコスパが良すぎたためだろう。f:id:fretta2019:20220515203149j:image

風呂上がってから真っ暗な中「道の駅蔦木宿」まで運転する気にはなれないので、そのまま「道の駅小淵沢」で車中泊することとした。他にも車中泊車が多くて治安の心配は無し。

夜中の23時頃アイドリング音で目が覚めた。20mくらい離れたところでハイエースがエンジンだか発電機を回していた。そのうち止まるかと期待したが、眠りにつけなくなってしまった。その間止まる気配なし。しかたないので、クルマの位置を遠いところへ移動した。車中泊車が多いとマナー悪いクルマが近くにいる可能性が高まる。

他にまったくクルマが居ないと、暴漢に襲われるのが心配。車中泊で治安と眠りやすさの両立は難しい。