8月2日
十勝岳の駐車場、5時半には登山者がバタバタと集まり始めた。6時半に駐車場を出発。
昨日のお湯があまりにも良かったので今朝も朝風呂に吹上露天の湯。早朝から既に先客が5人もいる。青大将も湯気を浴びに来ている。早朝の高原を吹き抜ける風が気持ちいい、時間がゆっくり流れていて都会の喧騒が夢のよう。
金山ダム展望台。
根室本線の幾寅駅。映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影地。撮影用のセットや列車が残されていて楽しい。その認識なかったけど幾寅駅を含む区間で根室本線は2016年の大雨で不通になって以来列車が来ていないらしいし、近年は廃線も検討されていると。たしか2008年には乗車したのだが...不通区間が６年にもわたっていて騒ぎにもならない程度にしか需要も無いのであろう。JR北海道は不採算路線ばかりだし、寂しいことだがいまに鉄道は映画の中だけでしか見れないようになるのではないだろうか。
狩勝峠からは霧しか見えない。
然別湖野営場の奥にある鹿の湯。本日ニ湯目の秘湯w。
キャンプ場の奥に進むとせせらぎ沿いに温泉が湧いている。白濁した温泉、湯量は豊富。熱すぎず、ちょうどいい温度であったまりやすい。キャンプ場利用がは250円と格安だが、温泉のみ利用は無料でありがたい。問題は先日の熊の湯や臼別温泉ほどでは無いがアブ、ハエ攻撃が多い事。お湯に入る前後は途切れなくたかってくる。お風呂に入っていてもお湯から出ている部分にたかってくる。たまらず10分も浸かれずに退散した。キャンプ場ではテントが一張り展開していた。どんな虫対策を施しているのだろうか？北海道で虫が多いのは短い期間らしいけどちょうどその時期に当たってしまったらしい。鹿の湯は吹上露天の湯ほどには楽しめなかった。
然別湖畔でソフトクリーム、330円Suicaで支払い。ミルク成分を感じるまろやかさ
道道85号線の然別湖畔は湖と崖に挟まれ狭くて険しい急カーブが続く。冬季閉鎖されるのは当然だろう。然別湖前後は霧のなかを走っていた。然別湖付近だけは雲の切れ間から青空が見えた。南北両側から霧が迫っているようで複雑な地形と天気現象みたい。
本日の走行226km。
宿泊は「東大雪ぬかびらユースホステル」。
コロナ感染対策として個室利用のみの取り扱い。入った部屋は珍しいことに畳敷き。テレビもついている。
夕食。ワインがついていた！料理もおいしい。コロナ感染拡大防止で黙食ご協力お願いします。と
デザートはヨーグルトと紅茶。飲み物はコーヒーか紅茶のどちらかを選べる。
糠平は温泉地。ユースホステルのお風呂も温泉掛け流し。無色透明温度は調整してるみたい。
1泊2食個室利用と言うことで6800円。他に男性1名、女性2人組、女性1人旅。計五名の宿泊者がいたがいずれも中年以上。男女別相部屋のドミトリーなら5650円という料金設定になっている。コロナ感染拡大対策でドミトリー利用はさせないと言う方針は理解できるけど、この料金では若い人は泊まれない。ユースホステルがまさかの高級旅館のような値段設定。客の希望では無い個室利用に関する料金はなんとかならないものだろうか？ユースホステルでは他の旅人たちと話をして情報交換をするのが楽しみの1つだが、それぞれの部屋にテレビがある個室利用で部屋に引きこもってしまうとなんだかビジネスホテルに来ているような感覚。
朝温泉入ったらまったりしてたら、朝食最後の一人になってしまった。さらにTV天気予報見た、久しぶりの新聞見てさらにのんびりした。
