7月27日
天井に打ちつける音がそれほど激しくなかったし、雨降る中意外とゆっくり寝れた。5時半に目が覚めて6時出発。霧と小雨の中を走り出した。八戸キャニオンの入り口まで行ったが8時半からの解放なので展望台には到達できず次の機会へ持ち越し。
さらに北上し途中の六カ所原燃PRセンターに寄った。
ちょうど9時に到着し、開館に合わせて入場。基本的には子供向けの施設だが、立派な建物と豊富な巨大模型展示で相当お金と気合いを入れているのがわかる。意外と面白く50分も見学してしまった。アンケート記入したら粗品ということで不織布マスク一枚もらって嬉しい。
むつ市でガソリン給油。@152円、21.02L、3195円、573kmで27.3km/L。
険しい山道を登って霊場恐山に到着。荒涼とした雰囲気は聞きしに勝る。
硫黄の臭気充満していて温泉は良さそうだけど時間に余裕がないので次の機会にまわす。併設されているお食事処でカレーライス700円。メニューはラーメンかそばくらいしか無く選択肢少ない。待ち時間なしで提供されたけど味に特筆なし。観光地そのものなお食事処。
むつから登ってきた道よりさらに狭くて急カーブ連続する険しい山道をくだる。大畑地区から崖と海岸に挟まれた国道を進む。ところどころに現れる集落をかすめて大間に到達。待っていたのは津軽海峡フェリー大函丸(だいかんまる)。
軽自動車での定価は一万4450円のところ2日前までにネットで予約購入済ませれば13,000円と1割引で買える。当然自宅出発前に購入しておいた。
船に乗り込むとやはり気分が上がる。ピースボートで世界を巡る事ができる世の中に戻ってほしいと切に願う。大函丸は14:10定時に出航、台風接近しつつあるのに海は穏やかで快調にすすむ。90分とあっという間に函館に到着。寝てれば安全に進む揺れない船は本当に快適。車両での乗船者は到着10分前にクルマに戻るようにアナウンスあり、着岸作業を見れないのが残念。
函館港から30分弱、函館空港の麓、国道沿いに位置しているのが志苔館(しのりだて)。
北海道開拓黎明期の和人の砦。アイヌとの激戦の舞台になった。80m四方の砦跡が残っているだけの小規模な遺跡。続日本百名城に選定されているので訪問した。建物跡が示されていたり、芝が刈られているなど小さいながらも丁寧に整理されている。駐車場が見当たらず車を止めるところを探すのに苦労したのが難点。ちょうど同じタイミングで訪れていた老人の男性に声をかけられた。立川から来ているそうだ。奇遇なことだが続日本百名城に選定されている集客力を感じる。
フェリー乗船中に函館のホテルをじゃらんで予約していた。ホテルシャロームイン2、一泊2900円、駐車場料金500円。
本日の走行距離247km。
年季の入った建物だしミニマムな狭めの部屋。とは言え充分掃除は行き届いている。朝食としてカレーライスとお茶漬けが無料で提供されているのが嬉しい。コインランドリーがなんと無料、乾燥機も無料、洗剤も無料で用意されている。決して上等とは言えないけど値段の価値は十分にある。早速洗濯、乾燥と使わせていただいた。結構利用客多くて稼働率高い。防音性能も十分機能していてぐっすり眠れた。期待していなかった割には部屋の質、朝食、洗濯などなどと意外と満足できた。