岡山駅から路面電車約5分。Suicaが使えて100円。便利だし安い！
Hさんは後楽園へ、私は岡山城へと別れて行動。
入城料320円のところJAF割引で260円。
天守閣最上階からの眺望。緑が多い。
後楽園越しに山が望める。
新しく建てられた木造休憩所？説明パネルが設置されていた。
江戸時代の岡山城天守閣が残っていたのが、空襲で焼かれしまった。現行の天守閣は昭和41年に鉄筋コンクリートで外観復元された、エレベーターを備えた高層建築で城郭としての風情はやや少ないが当時の規模・豪華さを偲ぶことはできる。縄張りは本丸と内堀を残すのみで他は市街地開発で失われている。とにもかくにも貴重な文化財を失った戦争という愚。
現地で知ったが、天守閣は雨漏りなど補修が必要とのことで6月から2022年10月まで大規模修繕のため閉館するとのこと。タイミングよく訪問することができてよかった。しかも、コロナ禍の緊急事態宣言のため閉館が5月15日からと前倒しになってしまった。本当に自分は運が良い。
岡山駅でHさんと合流。
Suicaが使えて330円。山陽本線で倉敷へ向かう。タイミング悪く30分待ち。運行頻度は新幹線よりもずっと少ない。
みそかつ梅の木で腹ごしらえ。みそかつ定食1100円。揚げずに焼くというこだわりのみそかつは油っぽさが控えられて食べやすい。ちょうどお昼時ということで地元のお客さんと観光客で賑わっていた。狭い店内が満席！
倉敷美観地区を散策。
運河沿いに歴史ある建物が並ぶ。観光客も結構訪れていた。お土産屋さん他お店もほとんど営業しているようす。
星野仙一さんは倉敷出身だったんだ〜
岡山アドレスに戻って仮眠。なんだか疲労が溜まっていたようだ。
アドレスのお風呂は普通のユニットバス。徒歩10分くらいにある、普段から17:00-20:00という短い営業時間の銭湯「鶴湯」に向かう。
煙突は見えないし、外観は普通のお家。暖簾がなければ銭湯とは思えない。
アドレスに負けずおとらずこじんまりとした昭和レトロな雰囲気。入湯料430円。17:05に入場したのにすでに地元のおじさんが一人先客でいらした。近所のゲストハウス「とりいくぐる」さんからのお客さんですか？と番台の奥さんに聞かれたのでそこから来る人が多いのだろう。
結局、その後他の客は見えなかった。30分で我々を含めて客３人。それほど賑わっているようすはなさそう。
アドレスといい、鶴湯といい昭和な雰囲気を味わえる建物が岡山には残っていてちょっとうれしい。
岡山駅からアドレス、鶴湯に至る「奉還町商店街」は元々旧山陽街道だったところが発達したところ。なるほどなんとなく古い街道の雰囲気を醸し出している。駅周辺のような大規模再開発で破壊されることなく残ってきた歴史ある商店街だった。
