自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

ユースゲストハウスアトマ

新月がちかく、天気が良いだろうと予測して福島にある大きな天体望遠鏡があるユースゲストハウスに二泊三日で旅行することに急遽前日に決定した。電話で予約、夕食の用意はバイトの手配がついたら可能ということ。折返しの電話がかかってきて、二泊四食で予約した。

家から約300km主に一般道を利用して8時間半。ほんの一部だけ高速を使用したけど順調でまあいいペースだった。

www.atoma-fukushima.com

f:id:fretta2019:20210416095638p:plain大学受験に失敗し、浪人生活に入った甥。来ないかもしれないなとダメ元で誘ってみたら意外にも乗ってきたので二人で旅行催行となった。一泊二食6710(平日)〜7480円(休前日)。ユースホステル会員は一泊につき330円割引。食事の内容にもよるけど料金は妥当かな?

f:id:fretta2019:20210415113204j:plain地元の食材を多用した手作りの料理。珍しくメインはホヤ。個人用の鍋は鶏肉とえのき茸、しいたけに麺を入れるもの。

f:id:fretta2019:20210415113214j:plainデザートに地元のブルーベリージャムでアイスクリーム。

www.atoma-fukushima.com

ユースゲストハウスアトマには天文台が設置されている。屋上にあるのかと予想していたらなんと駐車場の奥の小屋が天文台だった。屋根を横にスライドすると望遠鏡が顔を出す。

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公式HPから借用

510mm短焦点反射鏡望遠鏡。東北の公的天文台望遠鏡では3番目に大きな口径の望遠鏡とのこと。一人440円で観測させてくれる。手作り感満載の天文台。素人天文愛好家からすれば夢を体現した巨大望遠鏡。

獅子座の三つ子銀河のうち二つの星雲がかすかに肉眼で見ることができた。かに座のプレセペ星団はよく見えたが感動はイマイチ。

近年の天体観測光学機器の発達で数十年前では不可能だったレベルの写真が撮れるようになって肉眼での天体観測は感動をおぼえにくい状況になっているらしい。たしかに近年の電子機器の発展は恐ろしいほど。

福島市の光害が強くて東側低い空の観望条件は意外にも悪かった。黒い星空は望むべくもない。観測条件は期待していたほどではなかった。アトマの背後の吾妻山中腹「浄土平天文台まで登れば環境は良いらしい。アトマの宿主は浄土平天文台の管理も請け負っているとのこと。チャンスがあれば一度は満点の星を見てみたい。
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宿の西側は山の斜面。東に福島市街を望む気持ちの良いテラス。f:id:fretta2019:20210415113235j:plain

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コロナ禍で客が激減。平年の1割に満たない状況とのこと。土日月の二泊で結局他に客はおらず、貸し切りだった。素敵な宿がもったいない。コロナ禍に負けずに営業を続けて欲しい。