駅前観光案内所にてパンフレットを頂いた。現代の状況を透かし紙に印刷し、江戸期の地図と重ね合わせて見比べられるものなどあり大変充実している。案内所の方には大変親切にしていただき感謝感激。駅から徒歩5分ほど、内堀と石垣内にはどーんと福井県庁舎の高層ビルが鎮座している。続日本百名城スタンプは県庁舎一階の受付にてゲット。見どころは2008年に復元された「御廊下橋」と2018年復元の山里口御門。1948年福井地震震災の影響もあり、石垣の状態は良くはない。城域のほとんどが開発されてしまい残っていないが、西二の丸・西三の丸・御座所跡が公園として整備されており、市民の憩いの場所になっている。ビジターセンターでは城跡および市域の歴史を紹介する模型とビデオが整備されており、往時を偲ぶことができる案内が好ましい。
2018年復元の山里口御門内部。
2008年復元の「御廊下橋」と「山里口御門」
ビジターセンター内の模型。
ビジターセンター内案内図。福井市は戦災で焼け野原になり、1948年には福井地震の震災でも大きな被害にあった。その度に復活し「フェニックス」を名乗るらしい。先人の不屈の精神を感じる。
路面電車が走っている。好ましい。
宿泊は福井国際観光ホテル リバージュアケボノ。
朝食付き、消費税込み6300円。11階の「天空大浴場」に露天はないが天井が高くて開放的。小さい温めのサウナもあり。
通された部屋は狭めのシングル。什器はやや年季を感じる。
狭さに不釣り合いな大型テレビがうっとおしい。近年大画面テレビの値段が下がっていてサービスのつもりなのだろうけど・・・逆に見づらい。
部屋はふつうな印象だったが、朝食が特別だった。
予め予約無くても当日1500円で利用できる。セルフで好きなものをとっていく方式だったが、多くの種類があるおかずが全て小鉢に盛り付けらていてまるで芸術作品のように並べられている。コロナ感染拡大防止対策でこのようにしているとのこと。準備するのも、食器を洗うのも大変な手間とご苦労をかけているのが見て取れる。地元の料理を含めどれもおいしく1500円分以上の価値のあるごちそうを朝から満腹するまでいただいた。近年自分が経験した中では最高レベルの朝食だった。ごちそうさまでした。