楽天モバイルと楽天カードを契約してから早一ヶ月経過した。楽天モバイルは「先着300万人一年間無料!」を謳いなんとしてでも契約者数を伸ばすべく奮闘している。電波基地局を整備しつつ、携帯電話市場の熾烈な契約者数獲得競争にも参戦。一年間無料キャンペーンで未だに楽天モバイル契約者からは1円も収入がない状況で、2020年は一年間で2200億円の赤字らしい。一説によると当面モバイル事業での黒字は目指しておらず、当面獲得した契約者数を楽天経済圏に取り込む戦略らしい。私自身楽天契約前ならWAONやSuicaで決済していた買い物をキャンペーンポイント目当てに楽天カードで何度も決済している。また3000円以上のお買い物なら1000円分として使えるクーポンを見つけて、さっそく楽天ブックスで書籍を購入した。もちろん楽天カード決済で。なるほど三木谷さんの戦略にまんまと乗せられているわけだ。私は別に今後どっぷりと楽天経済圏にはまるつもりはないので他の選択肢と比較しながら一番お得な買い物をするようになるだろう。お買い物する場所・決済する方法がそれぞれに楽天という選択肢が増えたということである。
肝心要の楽天モバイル。私は今回既存スマホ電話番号の格安sim契約はそのまま残して、楽天モバイルは新規電話番号を取得してサブ的に運用している。いままではとても順調に運用できていてなんら不具合なかったので既存電話番号をMNPしてそのまま楽天モバイルをメインスマホとして運用したほうが安かったなと考えていた。ところが今日は近所のショッピングセンター内だけではなく、外を歩いているときにもネットがブチブチ切れるし、電話通話中も一回切れてしまったのでかけ直したような状況だった。楽天モバイルの電波人口カバー率70%を超えたエリアから順にauのパートナー回線契約がなくなるのは周知されているところ、東京都内は4月から楽天の電波だけでのモバイル通信になるらしい。まだ4月でもないし、都内でもないここでそんな状況では楽天モバイル一本での運用は厳しいなぁという印象。まあ1円も払わないで何度も電話させていただいているのでクレームを言うつもりはまったくないし、ゼロ円なのだからこのクオリティでも納得できる。楽天モバイルは有償になる一年経過以降での状況でまたどうするか判断することになるだろう。